概要
引数として与えた数のアークコサインをラジアン単位で返します。
構文
Math.acos(x)
引数
x
- 数値(数字)
詳細
acos
メソッドは、-1 から 1 までの x に対して、0 から PI までのラジアンの数値を返します。number
の値が、この範囲を越えている場合、このメソッドは、NaN
を返します。
acos
は Math
オブジェクトの静的なメソッドなので、自ら生成した Math
オブジェクトのメソッドとしてではなく、常に、Math.acos()
として使用するようにしてください。
例
例:Math.acos
の使用
以下の関数は、変数 x
のアークコサインを返します。
function getAcos(x) { return Math.acos(x) }
getAcos
に -1 を渡した場合、3.141592653589793 を返します。しかし、2 を渡した場合は、NaN
を返します。なぜなら 2 は、範囲外の値だからです。