これは Harmony(ECMAScript 6) 提案の一部であり、実験段階の技術です。
この技術の仕様は安定していません。ブラウザ互換性の一覧表を確認してください。またこれらの構文や動作は、仕様変更などにより、新しいバージョンのブラウザでは変更される可能性があるという点に注意してください。
概要
ex - 1
を返します。x
は引数で、e は自然対数の底です。
構文
Math.expm1(x)
引数
x
- 数値
説明
expm1()
は Math
オブジェクトの静的なメソッドなので、自ら生成した Math
オブジェクトのメソッドとしてではなく、常に、Math.expm1()
として使用してください (Math
オブジェクトにはコンストラクタがありません)。
例
例: Math.expm1()
を使う
Math.expm1(-1); // -0.6321205588285577 Math.expm1(0); // 0 Math.expm1(1); // 1.718281828459045
Polyfill
Math.exp()
関数を使用してエミュレートできます:
Math.expm1 = Math.expm1 || function(x) { return Math.exp(x) - 1; };
仕様
仕様 | 状況 | コメント |
---|---|---|
ECMAScript 2015 (6th Edition, ECMA-262) The definition of 'Math.expm1' in that specification. |
Standard | 初回定義 |
ブラウザ実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 38 | 25 (25) | 未サポート | 25 | 7.1 |
機能 | Android | Chrome for Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 未サポート | 未サポート | 25.0 (25) | 未サポート | 未サポート | 8 |