これは Harmony(ECMAScript 6) 提案の一部であり、実験段階の技術です。
この技術の仕様は安定していません。ブラウザ互換性の一覧表を確認してください。またこれらの構文や動作は、仕様変更などにより、新しいバージョンのブラウザでは変更される可能性があるという点に注意してください。
Math.log10()
関数は、引数として与えた数に対して、10 を底とする対数を返します。すなわち、
構文
Math.log10(x)
引数
x
- 数値
説明
x
の値が 0 未満の場合、返り値は常に NaN
です。
log10()
は Math
オブジェクトの静的メソッドのため、自ら生成した Math
オブジェクトのメソッドとしてではなく、常に、Math.log10()
として使用してください (Math
オブジェクトにはコンストラクタがありません)。
例
Math.log10()
を使用する
Math.log10(2); // 0.3010299956639812 Math.log10(1); // 0 Math.log10(0); // -Infinity Math.log10(-2); // NaN Math.log10(100000); // 5
Polyfill
次の関数でエミュレートできます:
Math.log10 = Math.log10 || function(x) { return Math.log(x) / Math.LN10; };
仕様
仕様 | 状況 | コメント |
---|---|---|
ECMAScript 2015 (6th Edition, ECMA-262) The definition of 'Math.log10' in that specification. |
Standard | 初回定義 |
ブラウザ実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 38 | 25 (25) | 未サポート | 25 | 7.1 |
機能 | Android | Chrome for Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 未サポート | 未サポート | 25.0 (25) | 未サポート | 未サポート | 8 |