廃止
This feature is obsolete. Although it may still work in some browsers, its use is discouraged since it could be removed at any time. Try to avoid using it.
概要
HTML テレタイプテキスト要素 (<tt>
) は、ブラウザのデフォルトの等幅フォントで表示されるインライン要素を生成します。この要素は、テレタイプのような等幅の表示装置で表示されるテキストとしてスタイルを設定しようとするものです。おそらく、<code>
要素を使用する等幅文字の表示がより一般的です。
属性
この要素は、すべての要素で共通であるグローバル属性以外の属性を持ちません。
DOM インターフェイス
この要素は HTMLElement
インターフェイスを提供します。
実装メモ: Gecko 1.9.2 まで、Firefox はこの要素に HTMLSpanElement
インターフェイスを実装していました。
例
<p>Enter the following at the telnet command prompt: <code>set localecho</code><br /> The telnet client should display: <tt>Local Echo is on</tt></p>
表示結果
Enter the following at the telnet command prompt: set localecho
The telnet client should display: Local Echo is on
注記
- ブラウザのデフォルトスタイルによる
tt
要素へのフォント指定は、CSS のfont-family
プロパティによって上書き可能です。ユーザが与えた設定は、定義済みの CSS より優先するでしょう。 - この要素は HTML 4.01 で非推奨とされていませんが、スタイルシートの方が好ましいためこの要素の使用は勧めません。
関連情報
<code>
- HTML 4.01 仕様: Font Styles