廃止
This feature is obsolete. Although it may still work in some browsers, its use is discouraged since it could be removed at any time. Try to avoid using it.
概要
Font 要素(<font>
)はその内包するテキストの、フォントサイズ、文字色、使用フォントを定義します。
使用上の注意:
この要素は使用しないで下さい! この要素は HTML 3.2 で一度仕様に取り込まれましたが、HTML 4.01 で他の非セマンティクス要素(※装飾用途のみの要素)とともに非推奨要素に指定され、HTML5 で廃止されています。
CSS の各プロパティを用いて、より細やかな指定が可能です CSS Fonts
属性
この要素は全要素で共通の グローバル属性と、以下の属性を持っています。
color
- 色名または #RRGGBB 形式のカラーコードでテキストの色を指定します。
face
- フォント名を 1 つ、またはカンマで区切って複数指定します。複数記述した場合は、表示可能なフォントの内で最初のものが優先されます。指定したフォントが全てローカルのシステム内にインストールされていない場合は、システムで設定されている等幅フォントかプロポーショナルフォントが適用されます。
size
- フォントサイズとして、数値または相対値キーワードを指定します。 数値の場合の範囲は
1
から7
で、1
が最小、3
が初期値となります。 「+2
」、「-3
」の様に、<basefont>
要素のsize
属性の値、もしくは初期値である3
を基準とする相対値で記述する事も可能です。
DOM インターフェース
この要素は HTMLFontElement
インターフェースを提供します。
ブラウザ実装状況
Gecko の実装
Gecko 15.0 (Firefox 15.0 / Thunderbird 15.0 / SeaMonkey 2.12) 以前では size
属性に範囲外の値が指定された場合、これを解釈する事が出来ませんでした。現在のバージョンでは仕様通りに、-10 か +10 に丸めて計算されます。
<font>
要素の font-weight
属性及び point-size
属性は Gecko 15.0 でサポート終了となりました。これらは非標準の属性で、Gecko はこれらをサポートする唯一のエンジンでした。