非推奨
この機能は Web 標準から削除されました。まだサポートしているプラウザがあるかもしれませんが、ゆくゆくはなくなるものです。新旧にかかわらず、プロジェクトでの使用をやめてください。この機能を使用するページ、Web アプリはいつ動かなくなってもおかしくありません。
toGMTString()
メソッドは、インターネットグリニッジ標準時 (GMT) 協定に基づき、日付を文字列へ変換します。toGMTString()
が返す値の正確な書式は、プラットフォームやブラウザによって変化しますが、一般に、人間が読める日付の文字列を表します。
注記: toGMTString()
は非推奨であり、もはや使われていません。後方互換性のためだけに残されています。代わりに、toUTCString()
を使用してください。
構文
dateObj.toGMTString()
戻り値
インターネットグリニッジ標準時 (GMT) 協定に基づき、与えられた日付を表す文字列。
例
簡単な例
この例では、toGMTString()
メソッドは OS のタイムゾーンオフセットを使って、日付を GMT (UTC) に変換し、次の書式に似た文字列値を返します。正確な書式はプラットフォームに依存します。
var today = new Date(); var str = today.toGMTString(); // deprecated! use toUTCString() console.log(str); // Mon, 18 Dec 1995 17:28:35 GMT
仕様
仕様書 | 策定状況 | 備考 |
---|---|---|
ECMAScript 1st Edition (ECMA-262) | 標準 | 初期定義だが、すでに非推奨宣言。JavaScript 1.0 で実装。 |
ECMAScript 5.1 (ECMA-262) Date.prototype.toGMTString の定義 |
標準 | 互換性の附属書 (参考) で定義。 |
ECMAScript 2015 (6th Edition, ECMA-262) Date.prototype.toGMTString の定義 |
標準 | Web ブラウザ用の追加機能のための附属書 (規定) で定義。 |
ECMAScript 2017 Draft (ECMA-262) Date.prototype.toGMTString の定義 |
ドラフト | Web ブラウザ用の追加機能のための附属書 (規定) で定義。 |
ブラウザの実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
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基本サポート | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) |
機能 | Android | Chrome for Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) |