非推奨
この機能は Web 標準から削除されました。まだサポートしているプラウザがあるかもしれませんが、ゆくゆくはなくなるものです。新旧にかかわらず、プロジェクトでの使用をやめてください。この機能を使用するページ、Web アプリはいつ動かなくなってもおかしくありません。
setYear()
メソッドは、地方時に基づき、指定された日付の「年」を設定します。 setYear()
は完全な桁数の値を設定しないため (いわゆる 2000 年問題)、使用されなくなり、setFullYear()
メソッドに置き換えられました。
構文
dateObj.setYear(yearValue)
引数
yearValue
- 整数値。
戻り値
協定世界時 (UTC) 1970 年 1 月 1 日 00:00:00 から更新された日時までの間のミリ秒単位の数値。
説明
yearValue
が 0 から 99 までの値の場合、dateObj
の「年」には 1900 + yearValue
が設定されます。そうでない場合、dateObj
の「年」には yearValue
が設定されます。
例
setYear()
を使う
最初の 2 行は「年」を 1996 に設定します。3 行目は、「年」を 2000 に設定します。
var theBigDay = new Date(); theBigDay.setYear(96); theBigDay.setYear(1996); theBigDay.setYear(2000);
仕様
仕様書 | 策定状況 | 備考 |
---|---|---|
ECMAScript 1st Edition (ECMA-262) | 標準 | 初期定義。JavaScript 1.0 で実装。 |
ECMAScript 5.1 (ECMA-262) Date.prototype.setYear の定義 |
標準 | Defined in the (informative) compatibility annex. |
ECMAScript 2015 (6th Edition, ECMA-262) Date.prototype.setYear の定義 |
標準 | Defined in the (normative) annex for additional features for web browsers. |
ECMAScript 2017 Draft (ECMA-262) Date.prototype.setYear の定義 |
ドラフト | Defined in the (normative) annex for additional features for web browsers. |
ブラウザの実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) |
機能 | Android | Chrome for Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) |