Please note, this is a STATIC archive of website developer.mozilla.org from 03 Nov 2016, cach3.com does not collect or store any user information, there is no "phishing" involved.

非推奨の機能、廃止された機能

この付録リストは JavaScript で廃止予定 (まだ使用できるが削除する予定) とされた、或いは既に廃止され使用不可となった機能の一覧です。

非推奨の機能

これらの非推奨機能はまだ使用可能かもしれません。しかし将来的には完全に削除されるでしょう。既にあなたがコード内でこれらを使用している場合は、代替となるコードに置き換えておく必要があります。

RegExp オブジェクトのプロパティ

以下のプロパティは非推奨です。これらは文字列置換で使用しても効果がありません。

プロパティ 説明
$1-$9 (もしあれば)括弧で囲まれた部分文字列にマッチします。

警告:このプロパティを使うことで、問題が起きる恐れがあります。なぜなら、ブラウザの拡張がそれらを変更可能なためです。使用は避けるべきです。

$_ input プロパティを参照してください。
$* multiline プロパティを参照してください。
$& lastMatch プロパティを参照してください。
$+ lastParen プロパティを参照してください。
$` leftContext プロパティを参照してください。
$' rightContext プロパティを参照してください。
input 正規表現がマッチする対象となる文字列。
lastMatch 最後にマッチした文字。
lastParen (もしあれば)最後に括弧で囲まれた部分文字列のマッチ。
leftContext 一番最近のマッチに先行する部分文字列。
rightContext 一番最近のマッチの後に続く部分文字列。

以下は、 現在、RegExp インスタンスのプロパティであり、もはや、RegExp オブジェクトのプロパティではありません。

プロパティ 説明
global 対象文字列で可能なマッチ全てに対して正規表現をテストするか、それとも、最初のマッチに対してのみテストするどうかのフラグ。
ignoreCase 文字列でのマッチを適用する際に、大文字と小文字の違いを無視するかどうかのフラグ。
lastIndex 次のマッチが始まる位置。
multiline 複数行に渡って文字列を検索するかどうかのフラグ。
source パターンのテキスト。

RegExp オブジェクトのメソッド

  • compile() メソッドは、非推奨です。
  • valueOf メソッドは、もはや RegExp のみのメソッドではありません。Object.valueOf() を使用してください。

Function オブジェクトのプロパティ

  • callerarguments プロパティは廃止されました。これは呼び出した関数を取得できてしまうためです。この arguments プロパティの代わりに、クロージャ内部の arguments オブジェクトを使うべきです。

旧形式のジェネレータ

イテレータ

Object オブジェクトのメソッド

  • watch および unwatch は非推奨です。代わりに Proxy を使用してください。
  • __iterator__ は非推奨です。
  • __noSuchMethod__ は非推奨です。代わりに Proxy を使用してください。

Date オブジェクトのメソッド

関数

Proxy

let

エスケープシーケンス

  • 文字列及び正規表現リテラル内での、8 進表記のエスケープシーケンス (\ に続く、1 つ、2 つ、もしくは、3 つの 8 進表現の数字) は非推奨です。
  • escape 及び unescape 関数は非推奨です。特殊文字のためのエスケープシーケンスをエンコードかデコードするためには、encodeURIencodeURIComponentdecodeURI もしくは decodeURIComponent を使用してください。

String オブジェクトのメソッド

廃止された機能

これらは JavaScript に於いて完全に廃止されており、現在では使用不可となっています。

Object

プロパティ/メソッド 概要
__count__ ユーザーがオブジェクトに直接定義した、列挙可能なプロパティの個数
__parent__ オブジェクトのコンテキストへのポインタ
Object.prototype.eval() 指定したオブジェクトのコンテキスト内の JavaScript コードの文字列を評価します。
Object.observe() オブジェクトに対する変更を非同期に監視します。
Object.unobserve() observer を削除します。
Object.getNotifier() 総合的に変更をトリガーできるオブジェクトを生成します。

Function

プロパティ 概要
arity 仮引数の個数

Array

プロパティ 説明
Array.observe() 配列に対する変更を非同期に監視します。
Array.unobserve() observer を削除します。

Number

ParallelArray

  • for each...in 文は非推奨です。代わりに for...of を使用してください。
  • 分割代入型 for...in は非推奨です。代わりに for...of を使用してください。

E4X

詳しくは E4X をご覧ください。

シャープ変数

詳しくは Sharp variables in JavaScript をご覧ください。

ドキュメントのタグと貢献者

 このページの貢献者: yyss, teoli, ethertank, dextra, Nanto vi, Mgjbot, Potappo
 最終更新者: yyss,