Document
インターフェイスはブラウザに読み込まれた Web ページを表し、Web ページのコンテンツである DOM ツリー (<body>
や <table>
などの要素を含みます) へのエントリポイントとして提供されます。これはページの URL を取得したりドキュメントで新たな要素を作成するなど、ドキュメント全体に関わる機能を提供します。
<div id="interfaceDiagram" style="display: inline-block; position: relative; width: 100%; padding-bottom: 11.666666666666666%; vertical-align: middle; overflow: hidden;"><svg style="display: inline-block; position: absolute; top: 0; left: 0;" viewbox="-50 0 600 70" preserveAspectRatio="xMinYMin meet"><a xlink:href="https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/document" target="_top"><rect x="1" y="1" width="80" height="50" fill="#F4F7F8" stroke="#D4DDE4" stroke-width="2px" /><text x="41" y="30" font-size="12px" font-family="Consolas,Monaco,Andale Mono,monospace" fill="#4D4E53" text-anchor="middle" alignment-baseline="middle">document</text></a></svg></div>
a:hover text { fill: #0095DD; pointer-events: all;}
Document
インターフェイスは、あらゆる種類のドキュメントに対して共通のプロパティやメソッドを提供します。また、ドキュメントの種類 (例: HTML、XML、SVG など) に応じて、より大規模な API を使用できます。コンテンツタイプ text/html
で提供される HTML ドキュメントでは、HTMLDocument
インターフェイスも実装します。一方 SVG ドキュメントでは、SVGDocument
インターフェイスを実装します。
プロパティ
このインターフェイスは、Node
インターフェイスおよび EventTarget
インターフェイスのプロパティを継承します。
Document.all
- ある
id
を持つすべての要素にアクセスできます。これは古い非標準のインターフェイスですので、代わりにdocument.getElementById()
メソッドを使用してください。 Document.async
- 非同期のリクエストであることを示すために、
Document.load
とともに使用します。 Document.characterSet
読取専用- document に適用されている文字セットを返します。
Document.charset
読取専用Document.characterSet
の別名です。代わりにDocument.characterSet
を使用してください。Document.compatMode
読取専用- document が Quirks モードと Strict モードのどちらで描画されているかを示します。
Document.contentType
読取専用- 現在の document の MIME ヘッダから Content-Type を返します。
Document.doctype
読取専用- 現在の document の文書型宣言 (DTD) を返します。
Document.documentElement
読取専用- document の直接の子である
Element
を返します。HTML 文書では、これは通常 HTML 要素になります。 Document.documentURI
読取専用- 文書のロケーションを文字列で返します。
Document.domConfig
DOMConfiguration
を返すはずです。Document.hidden
読取専用- …
Document.implementation
読取専用- 現在の document に関連付けられた DOM 実装を返します。
Document.inputEncoding
読取専用Document.characterSet
の別名です。代わりにDocument.characterSet
を使用してください。Document.lastStyleSheetSet
読取専用- 直前に有効であったスタイルシートセットの名称を返します。
selectedStyleSheetSet
に値を設定してスタイルシートを変更するまで、この値はnull
になります。 Document.mozSyntheticDocument
- 単独の画像、動画、オーディオファイルなど、ドキュメントが Synthetic である場合に限り
true
となるBoolean
を返します。 Document.mozFullScreen
- ドキュメントが
フルスクリーンモード
であるときに、true
になります。 Document.mozFullScreenElement
読取専用- ドキュメントで現在フルスクリーンモードになっている要素です。
Document.mozFullScreenEnabled
読取専用- 現在のドキュメントで
Element.mozRequestFullscreen()
の呼び出しが成功した場合に、true
になります。 Document.pointerLockElement
読取専用- マウスポインタをロックしているときに、mouse イベントのターゲットとして設定された要素を返します。ロックが未実施、ロックが解除済み、あるいは別のドキュメントがターゲットである場合は
null
になります。 Document.preferredStyleSheetSet
読取専用- ページの作者によって設定された、優先的なスタイルシートを返します。
Document.scrollingElement
読取専用- ドキュメントをスクロールする
Element
への参照を返します。 Document.selectedStyleSheetSet
- 現在どのスタイルシートセットを使用しているかを返します。
Document.styleSheets
読取専用- 現在の document の
stylesheet
オブジェクトのリストを返します。 Document.styleSheetSets
読取専用- ドキュメントで使用できるスタイルシートセットのリストを返します。
Document.timeline
読取専用- …
Document.undoManager
読取専用- …
Document.URL
読取専用- Returns ...
Document.visibilityState
読取専用- …
Document.xmlEncoding
- XML 宣言によって決められたエンコーディングを返します。
Document.xmlStandalone
廃止 Gecko 10.0- XML 宣言でドキュメントがスタンドアロンである (例: DTD の外部パートがドキュメントの混錬つに影響する) 場合に
true
を、そうでない場合にfalse
を返します。 Document.xmlVersion
廃止 Gecko 10.0- XML 宣言で指定されたバージョン番号、または宣言が省略されている場合に
"1.0"
を返します。
Document
インターフェイスは、ParentNode
インターフェイスによって拡張されます:
ParentNode.children
読取専用- この
ParentNode
の子であるElement
型のすべてのオブジェクトを含む実際のHTMLCollection
を返す。 ParentNode.firstElementChild
読取専用- この
ParentNode
の最初の子であるElement
を返す。存在しない場合はnull
を返す。 ParentNode.lastElementChild
読取専用- この
ParentNode
の最後の子であるElement
を返す。存在しない場合はnull
を返す。 ParentNode.childElementCount
読取専用- オブジェクトが持っている子の数である
unsigned long
を返す。
HTML ドキュメント向けの拡張
HTML ドキュメント用の Document
インターフェイスは HTMLDocument
インターフェイスから継承する、あるいは HTML5 より、HTML ドキュメント向けに拡張されています:
Document.activeElement
読取専用- 現在フォーカス状態にある要素を返します。
Document.alinkColor
- document body 内のアクティブなリンクの色を取得 / 設定します。
Document.anchors
- document 内のすべてのアンカーのリストを返します。
Document.applets
- document 内にあるアプレットのリスト (出現順) を返します。
Document.bgColor
- 現在の document の背景色を取得 / 設定します。
Document.body
- 現在の document の
<body>
要素を返します。 Document.cookie
- document の cookie のセミコロンで区切られたリストを返すか、一つの cookie を設定します。
Document.defaultView
読取専用- window オブジェクトへの参照を返します。
Document.designMode
- ドキュメント全体を編集可能かを取得 / 設定します。
Document.dir
読取専用- 文書の書字方向 (rtl/ltr) を取得 / 設定します。
Document.domain
読取専用- 現在のドキュメントのドメインを返します。
Document.embeds
読取専用- 現在の document に含まれる、埋め込まれた
<embed>
要素のリストを返します。 document.fgColor
- 現在の document の前景色または文字色を取得 / 設定します。
Document.forms
読取専用- 現在の document の
<form>
要素のリストを返します。 Document.head
読取専用- 現在のドキュメントの
<head>
要素を返します。 Document.height
- 現在の document の高さを取得 / 設定します。
Document.images
読取専用- 現在の document の画像のリストを返します。
Document.lastModified
読取専用- document の最終更新日を返します。
Document.linkColor
- document 内のハイパーリンクの色を取得 / 設定します。
Document.links
読取専用- document 内のすべてのハイパーリンクのリストを返します。
Document.location
読取専用- 現在の document の URI を返します。
Document.plugins
読取専用- 利用可能なプラグインのリストを返します。
Document.readyState
読取専用- ドキュメントの読み込み状況を表す文字列を返します。
Document.referrer
読取専用- このページへリンクしたページの URI を返します。
Document.scripts
読取専用- ドキュメント内のすべての
<script>
要素を返します。 Document.title
- 現在の document のタイトルを設定または取得します。
Document.URL
読取専用- 現在の document の URL を含む文字列を返します。
Document.vlinkColor
- 訪問済みのハイパーリンクの色を取得/設定します。
Document.width
- 現在の document の幅を返します。
イベントハンドラ
GlobalEventHandlers.onabort
abort
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.onafterscriptexecute
afterscriptexecute
イベント用のイベント制御コードを表します。Document.onbeforescriptexecute
beforescriptexecute
イベント用のイベント制御コードを表します。GlobalEventHandlers.onblur
blur
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.oncancel
cancel
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.oncanplay
canplay
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.oncanplaythrough
canplaythrough
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onchange
change
イベントが発生した時にときび出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onclick
click
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onclose
close
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.oncontextmenu
contextmenu
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.oncopy
copy
イベント用のイベント制御コードを表します。GlobalEventHandlers.oncuechange
cuechange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.oncut
cut
イベント用のイベント制御コードを表します。GlobalEventHandlers.ondblclick
dblclick
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondrag
drag
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondragend
dragend
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondragenter
dragenter
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondragexit
dragexit
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondragleave
dragleave
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondragover
dragover
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondragstart
dragstart
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondrop
drop
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ondurationchange
durationchange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onemptied
emptied
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onended
ended
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onerror
error
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onfocus
focus
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.oninput
input
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.oninvalid
invalid
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onkeydown
keydown
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onkeypress
keypress
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onkeyup
keyup
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onload
load
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onloadeddata
loadeddata
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onloadedmetadata
loadedmetadata
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onloadstart
loadstart
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmousedown
mousedown
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmouseenter
mouseenter
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmouseleave
mouseleave
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmousemove
mousemove
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmouseout
mouseout
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmouseover
mouseover
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmouseup
mouseup
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmousewheel
mousewheel
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandler.onmozfullscreenchange
fullscreenchange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandler.onmozfullscreenerror
fullscreenerror
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpause
pause
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.onpaste
paste
イベント用のイベント制御コードを表します。GlobalEventHandlers.onplay
play
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onplaying
playing
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerdown
pointerdown
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.onpointerlockchange
pointerlockchange
イベント用のイベント制御コードを表します。Document.onpointerlockerror
pointerlockerror
イベント用のイベント制御コードを表します。GlobalEventHandlers.onpointermove
pointermove
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerup
pointerup
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointercancel
pointercancel
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerover
pointerover
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerout
pointerout
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerenter
pointerevent
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerleave
pointerleave
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerlockchange
pointerlockchange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onpointerlockerror
pointerlockerror
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onprogress
progress
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onratechange
ratechange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.onreadystatechange
readystatechange
イベント用のイベント制御コードを表します。GlobalEventHandlers.onreset
reset
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onscroll
scroll
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onseeked
seeked
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onseeking
seeking
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onselect
select
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onselectstart
selectstart
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.onselectionchange
selectionchange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onshow
show
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onsort
sort
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onstalled
stalled
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onsubmit
submit
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onsuspend
suspend
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.ontimeupdate
timeupdate
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onvolumechange
volumechange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onwaiting
waiting
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。Document.onwheel
wheel
イベント用のイベント制御コードを表します。
メソッド
このインターフェイスは、Node
インターフェイスおよび EventTarget
インターフェイスのプロパティを継承します。
Document.adoptNode()
- 外部ドキュメントからノードを取り込みます。
Document.captureEvents()
Window.captureEvents
をご覧ください。Document.caretPositionFromPoint()
- 指定した座標またはその付近の
CaretPosition
を取得します。 Document.caretRangeFromPoint()
- 指定した座標にあるドキュメントの断片の
Range
オブジェクトを取得します。 Document.createAttribute()
- 新しい
Attr
オブジェクトを生成して、返します。 Document.createAttributeNS()
- 指定したネームスペースに新しい属性ノードを生成して、返します。
Document.createCDATASection()
- 新しい CDATA ノードを生成して、返します。
Document.createComment()
- 新しいコメントノードを生成して、返します。
Document.createDocumentFragment()
- 新しいドキュメント断片を生成します。
Document.createElement()
- 指定したタグ名で新しい要素を生成します。
Document.createElementNS()
- 指定したタグ名およびネームスペース URI で、新しい要素を生成します。
Document.createEntityReference()
- 新しい Entity Reference オブジェクトを生成して、返します。
Document.createEvent()
- Event オブジェクトを生成します。
Document.createNodeIterator()
NodeIterator
オブジェクトを生成します。Document.createProcessingInstruction()
- 新しい
ProcessingInstruction
オブジェクトを生成します。 Document.createRange()
Range
オブジェクトを生成します。Document.createTextNode()
- テキストノードを生成します。
Document.createTouch()
Touch
オブジェクトを生成します。Document.createTouchList()
TouchList
オブジェクトを生成します。Document.createTreeWalker()
TreeWalker
オブジェクトを生成します。Document.elementFromPoint()
- 指定した座標で最前面にある要素を返します。
Document.elementsFromPoint()
- 指定した座標に存在するすべての要素の配列を返します。
Document.enableStyleSheetsForSet()
- 指定したスタイルシートセットのスタイルシートを有効化します。
Document.exitPointerLock()
- Pointer Lock を解放します。
Document.getElementsByClassName()
- (引数で) 与えられた class 名を持つエレメント群のリストを返します。
Document.getElementsByTagName()
- (引数で) 与えられたタグ名 (tag name) を持つエレメント群のリストを返します。
Document.getElementsByTagNameNS()
- (引数で) 与えられたタグ名 (tag name) と名前空間 (namespace) を持つエレメント群のリストを返します。
Document.importNode()
- 外部ドキュメントのノードの複製を返します。
Document.normalizeDocument()
- エンティティの置換や、テキストノードの正規化などを行います。
Document.registerElement()
- Web Component を登録します。
Document.releaseCapture()
- このドキュメント内の要素でマウスキャプチャーを行っている場合に、マウスキャプチャーを解放します。
Document.releaseEvents()
Window.releaseEvents()
をご覧ください。Document.routeEvent()
廃止 Gecko 24Window.routeEvent()
をご覧ください。Document.mozSetImageElement()
- 指定した ID を持つ要素の背景画像として使用する要素を変更できます。
Document
インターフェイスは、ParentNode
インターフェイスによって拡張されます:
document.getElementById(String id)
- 特定の id を持つエレメントへのオブジェクト参照を返します。
document.querySelector(String selector)
- 指定したセレクタにマッチする、ドキュメント内で最初の要素ノードを返します。
document.querySelectorAll(String selector)
- 指定したセレクタにマッチする、ドキュメント内のすべての要素ノードのリストを返します。
Document
インターフェイスは、XPathEvaluator
インターフェイスによって拡張されます:
document.createExpression(String expression, XPathNSResolver resolver)
- (繰り返し) 評価に使用できる
XPathExpression
をコンパイルします。 document.createNSResolver(Node resolver)
XPathNSResolver
オブジェクトを生成します。document.evaluate(String expression, Node contextNode, XPathNSResolver resolver, Number type, Object result)
- XPath 構文を評価します。
HTML ドキュメント向けの拡張
HTML ドキュメント用の Document
インターフェイスは HTMLDocument
インターフェイスから継承する、あるいは HTML5 より、HTML ドキュメント向けに拡張されています:
document.clear()
- 最近の Firefox や Internet Explorer を含む大部分の現行ブラウザは、何も行いません。
document.close()
- 書き込み用のドキュメントストリームを閉じます。
document.execCommand(String command[, Boolean showUI[, String value]])
- 編集可能なドキュメントで、フォーマットコマンドを実行します。
document.getElementsByName(String name)
- (引数で) 与えられた名前 (name) を持つエレメント群のリストを返します。
document.getSelection()
- ドキュメントで選択されたテキストに関する
Selection
オブジェクトを返します。 document.hasFocus()
- 指定したドキュメント内にフォーカスがある場合に、
true
を返します。 document.open()
- 書き込み用のドキュメントストリームを開きます。
document.queryCommandEnabled(String command)
- 現在の領域でフォーマットコマンドを実行できる場合に、true を返します。
document.queryCommandIndeterm(String command)
- 現在の領域でフォーマットコマンドの状態が不確定である場合に true を返します。
document.queryCommandState(String command)
- 現在の領域でフォーマットコマンドを実行した場合に true を返します。
document.queryCommandSupported(String command)
- 現在の領域でフォーマットコマンドをサポートしている場合に、true を返します。
document.queryCommandValue(String command)
- 指定したフォーマットコマンドについて、現在の領域における値を返します。
document.write(String text)
- ドキュメントにテキストを書き込みます。
document.writeln(String text)
- ドキュメントにテキスト行を書き込みます。
仕様
仕様書 | 策定状況 | コメント |
---|---|---|
Selection API Extend Document and GlobalEventHandlers の定義 |
草案 | onselectstart および onselectionchange を追加 |
Document Object Model (DOM) Level 1 Specification Document の定義 |
勧告 | インターフェイスを最初に定義 |
Document Object Model (DOM) Level 2 Core Specification Document の定義 |
勧告 | DOM 1 の後継 |
Document Object Model (DOM) Level 3 Core Specification Document の定義 |
勧告 | DOM 2 の後継 |
DOM Document の定義 |
現行の標準 | DOM 3 の後継になる予定 |
WHATWG HTML Living Standard Document の定義 |
現行の標準 | HTMLDocument インターフェイスを Document の拡張に変更 |
Document Object Model (DOM) Level 3 XPath Specification XPathEvaluator の定義 |
勧告 | document を拡張する XPathEvaluator インターフェイスを定義 |
HTML Editing APIs Document の定義 |
勧告改訂案 | Document インターフェイスを拡張 |
CSS Object Model (CSSOM) View Module Document の定義 |
草案 | Document インターフェイスを拡張 |
CSS Object Model (CSSOM) Document の定義 |
草案 | Document インターフェイスを拡張 |
Pointer Lock Document の定義 |
勧告候補 | Document インターフェイスを拡張 |
ブラウザの互換性に関する補足
Firefox に関する補足
Mozilla は、XUL コンテンツ限定の非標準プロパティを定義しています:
document.currentScript
- 現在実行中の
<script>
要素を返します。 document.documentURIObject
- (Mozilla アドオン限定!) ドキュメントの URI を表す
nsIURI
オブジェクトを返します。このプロパティは特権付き (UniversalXPConnect 権限) の JavaScript コード内に限り、特別な意味を持ちます。 document.popupNode
- ポップアップを表示させたノードを返します。
document.tooltipNode
- 現行のツールチップのターゲットであるノードを返します。
Mozilla では、非標準のメソッドも定義しています:
document.execCommandShowHelp
廃止 Gecko 14.0- このメソッドは何も行わずに例外が発生することから、Gecko 14.0 (Firefox 14.0 / Thunderbird 14.0 / SeaMonkey 2.11) で削除しました。
document.getBoxObjectFor
- 代わりに
Element.getBoundingClientRect()
メソッドを使用してください。 document.loadOverlay
- XUL overlay を動的に読み込みます。これは XUL ドキュメントのみで動作します。
document.queryCommandText
廃止 Gecko 14.0- このメソッドは何も行わずに例外が発生することから、Gecko 14.0 (Firefox 14.0 / Thunderbird 14.0 / SeaMonkey 2.11) で削除しました。
Internet Explorer に関する補足
Microsoft では、非標準のプロパティを定義しています:
document.fileSize
*- ドキュメントのサイズをバイト単位で返します。Internet Explorer 11 より、このプロパティはサポートしません。MSDN をご覧ください。
- Document インターフェイスで、
Node
インターフェイス由来のメソッドをすべてサポートしているわけではありません:
document.contains
- 回避策として、
document.body.contains()
を使用できます。