概要
document.open()
メソッドは、書き込み (writing) のための文書を開きます。
構文
document.open();
例
// この例では、文書の内容は // open() で再初期化された文書として // 上書きされます。 document.write("<html><p>remove me</p></html>"); document.open(); // 文書は空です。
注記
文書がターゲット中に存在する場合、このメソッドはそれを消去します(上記の例を参照)。
また、自動的な document.open()
の呼び出しは、ページが読み込まれたあとに document.write() が呼び出されたときに発生します。しかし、それは W3C の仕様においては定義されていません。
このメソッドと window.open() を混同しないでください。document.open
は、既存の文書を上書き、あるいは、追記するのを許可するメソッドであるのに対し、window.open
は、既存の文書をそのままにしておいて、新しいウィンドウを開くための方法を提供するメソッドです。window
は、グローバルオブジェクトなので、単に open(...)
を呼び出すことは、 window.open(...)
を呼び出すことと同じです。
開かれた文書は、document.close() を使って閉じることができます。
Firefox 3 から、このメソッドは、他のプロパティと同様、同一生成元ポリシーに従います。document の生成元を変えようとする場合、それは動作しません。