概要
<time>
CSS データ型は秒やミリ秒などの時間の長さを意味するもので、<number>
の直後に単位を続けます。他の CSS の寸法と同じく、単位と数字の間に空白を置きません。
次の単位が使われるでしょう:
s
は秒単位での時間を表現します。例:0s
、1.5s
、-60s
ms
はミリ秒単位での時間を表現します。例:0ms
、1500ms
、-60000ms
s
と ms
の変換は、1s
= 1000ms
というルールに従います。
仮に値 0
に対してすべての単位が同じ時間を表すとしても、これは <length>
ではないので、単位を省略してはいけません。0
は無効で、0s
や 0ms
を表しません。
【訳注: Firefoxではこの記事にある通り、このデータ型で単位を省略した 0 は無効値になります。その他のブラウザには、0s(または 0ms )と解釈し、計算値に反映するものがあります。】
例
有効な値です:
12s 正の整数 -456ms 負の整数 4.3ms 整数でない数値 14mS 単位では大文字小文字が区別されますが、 though capital letters are not recommended for s and ms. +0s 先導する + と単位をともなうゼロです -0ms 先導する - と単位を伴うゼロです(変ですが許可されている値です)
無効値です:
0 単位なしのゼロは <length> では使えますが、他のすべての単位では無効です 12.0 これは <number> で <time> ではありません。単位が必須です 7 ms <number> と単位の間に空白を置いてはいけません
仕様書
仕様書 | 策定状況 | コメント |
---|---|---|
CSS Values and Units Level 3 | 勧告候補 | 規範的に s と ms を定義 |
CSS Level 2 (Revision 1) | 勧告 | 教育的に s と ms を定義 |
ブラウザ実装状況
機能 | Chrome (Webkit) | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera (Presto) | Safari (Webkit) |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | <=11 (?) | 4.0 (2.0) | 9.0 | 10.5 (2.3) | <=3.2 (?) |
機能 | Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | ? | ? | ? | no | ? |
関連情報
- CSS リファレンス 索引