ツールボックス

ツールボックスは、Firefox に組み込まれている開発ツールのほとんどを提供するホームです。

ツールボックスを開く方法がいくつかあります:

• Web 開発メニュー (OS X や Linux では "ツール" メニューの配下、Windows では "Firefox" メニューの配下にあります) の "開発ツールを表示" を選択します。
• メインツールバーまたはハンバーガーメニュー () の中にあるレンチのアイコン () をクリックして、"開発ツールを表示" を選択します。
• ツールボックスに含まれているいずれかのツール (例えば JavaScript デバッガやページインスペクタなど) を開きます。
• Windows および Linux では Ctrl + Shift + I、OS X では Cmd + Opt + I を押下します。キーボードショートカットもご覧ください。

デフォルトでは Firefox のウィンドウの下側にドッキングした状態で表示されますが、好みに応じて切り離すこともできます。ドッキングしているときは以下のような表示になります:

ウィンドウ自体は 2 つのパーツに分かれています。上部のツールバーと、その下にあるメインペインです:

ドッキングモード

デフォルトでツールボックスはブラウザウィンドウの下部にドッキングした状態で表示しますが、ツールバーのボタンを使用してウィンドウの右側にドッキングしたり、個別のウィンドウで表示することもできます。

ツールバー

ツールバーには個々のツールをアクティブ化、ウィンドウのドッキングや切り離し、およびウィンドウを閉じるためのコントロールがあります。

ノードの選択

ツールバーの左端に、ノード選択ツールを起動するボタンがあります。このツールで、ページ内で調査する要素を選択できます。"要素を選択する" をご覧ください。

ツールボックスで提供するツール

その隣にはツールボックスで提供するさまざまなツールを切り替えるための、ラベルがついたボタンが並んでいます。この並びには以下のツールが含まれています:

• Web コンソール
• JavaScript デバッガ
• ページインスペクタ
• スタイルエディタ
• プロファイラ
• ネットワークモニタ

すべてのツールが表示されるとは限らない点に注意してください: その状況で実際に使用可能なツールだけが表示されます (例えば、リモートデバッグが未サポートのツールがあるため、デバッグ対象がツールボックスを起動した Firefox のインスタンスではない場合は、一部のツールしか表示されません)。

付加ツール

ツールボタンの隣には、開発ツールのオプションで追加および削除可能なボタンが並んでいます。デフォルトでは以下のボタンがあります:

• ページから要素を選択
• コンソールの常時表示の切り替え
• レスポンシブデザインモード
• 作業対象のドキュメントとしてフレームを選択 (Firefox 41 より、デフォルトで表示します)

以下のツールはデフォルトでツールバーに含まれていませんが、オプションで追加できます:

• 描画された領域のハイライト
• 3D ビュー (Firefox 40 では使用できません)
• スクラッチパッド
• ページから色を選択
• ページ全体のスクリーンショットを撮影: Web ページ全体のスクリーンショットを撮影して、ダウンロードディレクトリに保存します。
• ルーラーの表示切り替え
• ページの一部を測定: ページ内の領域を選択することにより、Web サイトの一部分を測定します。

ツールボックスのコントロール

右端には以下のボタンが並んでいます:

• ウィンドウを閉じる
• ツールボックスをブラウザウィンドウの下側にドッキングするか、横にドッキングするかを切り替える
• ツールボックスを単独で表示するか、ブラウザウィンドウにドッキングするかを切り替える
• 開発ツールのオプションを開く

設定

開発ツールのオプションについては、別個のページをご覧ください。

メインペイン

ツールボックスのメインペインの内容は選択されているツールに特有であり、またツールによって全面的に制御されます。

キーボードショートカット

これらのショートカットはどのツールがアクティブであるかにかかわらず、ツールボックスを開いているときに動作します。

これらのショートカットは、ツールボックス内の全ツールで動作します。