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menuitem

menupopup 要素の中の一つです。これは button のように動作しますが、menu 上で動作します。

詳しい情報は XUL チュートリアルにあります。

属性
acceltext, accesskey, allowevents, autocheck, checked, closemenu, command, crop, description, disabled, image, key, label, name, selected, tabindex, type, validate, value
プロパティ
accessibleType, accessKey, command, control, crop, disabled, image, label, labelElement, parentContainer, selected, tabIndex, value
スタイルクラス
menuitem-iconic, menuitem-non-iconic

menuitem.png

<menulist id="menulist">
  <menupopup id="menupopup">
    <menuitem label="firefox" />
    <menuitem label="thunderbird"/>
    <menuitem label="seamonkey"/>
    <menuitem label="mozilla"/>
  </menupopup>
</menulist>

属性

acceltext
型: 文字列型
command を実行するためのショートカットキー (アクセラレータキー) を示す、menu ラベルのそばに表示されるテキスト。この値が設定されると、key 属性で割り当てられたキー設定が上書きされます。この属性は menubar 上のメニューには直接適用されません。
accesskey
型: 文字型
ショートカットキーとして使用される文字を設定します。この文字はその要素の label 属性のテキストに現れる文字の一つでなければいけません。
allowevents
型: 論理型
true なら、イベントはその要素の子要素へ渡されます。そうでないなら、イベントはその要素のみに渡されます。
autoCheck
型: 論理型
この属性が true に設定されているか、この属性が無いとき、button が押下される度にボタンのチェック状態が切り替わります。false のときは、チェック状態を手動で調整しなければなりません。この属性が true の場合、button の種類は "checkbox" または "radio" でなければなりません。
{{ XULAttr("checked") }}
型: 論理型
要素にチェックが入っているかどうかを示します。
この属性が設定されているかどうかを確認するには、getAttribute() ではなく hasAttribute() を使用してください。

button 要素で、この属性による効果を得るには {{ XULAttr("type") }} 属性に checkbox か radio を設定しなければなりません。

Note: checkedtrue に設定されており、その値を persist 属性によって持続させる場合、menuitem にチェックが入っていないと、その値の持続に失敗します (バグ 15232)。これを回避するには autocheckfalse に設定し、ユーザがアイテムを選択した時、属性を削除する代わりに、プログラムによって checked 属性を false に設定してください。(即ち、ユーザが menuitem のチェックを外した時、menuitem.removeAttribute("checked")) とするの代わりに menuitem.setAttribute("checked", "false") とします。false の値としてチェックマークが隠れ、その隠れた状態が持続されます。)

closemenu
型: 下記の値のいずれか一つ
menuitem がアクティブになった時、menu を閉じるかどうかを示します。
  • auto: この値はデフォルトです。closemenu 属性が指定されていない場合、この menu と親メニューをすべて閉じます。
  • single: この属性が指定された menu の項目を閉じますが、親メニューは開いたままになります。
  • none: メニューは閉じられません。
command
型: 要素の id
要素に監視された command 要素の id をセットします。
crop
型: 下記の値のいずれか一つ
要素の label に与えられた空間が小さ過ぎるときは、crop 属性によって指定された側のテキストが切り取られます。テキストが切り取られた場所には省略記号 (ellipsis)が使用されます。ボックスの方向が反対の場合は、切り取られる場所も反対側になります。
  • start: テキストは先頭から切り取られます。
  • end: テキストは末尾から切り取られます。
  • left: テキストは左側から切り取られます。
  • right: テキストは右側から切り取られます。
  • center: テキストの中央が切り取られ、通常、テキストの先頭と末尾が表示されます。
  • none: テキストは省略記号を使用して切り取られません。しかし、テキストがあまりに長い場合は単純に削除されます。削除する側は CSS の行揃え (text alignment)に依存します。
description
型: 文字列型
dialog の title に加えて表示される説明的なテキスト。
disabled
型: 論理型
要素が無効化されているかどうかを示します。ある要素が true に設定されていたら、その要素は無効化されています。無効化された要素は通常グレイ表示のテキストで描画されます。要素が無効化されていると、ユーザのアクションには応答せず、フォーカスもあてられず、command イベントも発生しません。

 

image
型: 画像の URL
要素上に表示する画像の URL。この属性が空または除外された場合、画像は表示されません。画像の位置は dir 属性および orient 属性によって決定されます。
key
型: 要素の id
key 要素の id を設定します。この要素が持つキーショートカットは menuitem 内に表示されます。
label
型: 文字列型
要素上に表示するlabel。 省略された場合、テキストは表示されない。
name
型: 文字列型の name
同じ name を持つラジオ型 menuitem はグループ化されます。各ラジオグループ内で同時に一つの menuitem のみにチェックが入ります。
selected
型: 論理型
要素が選択されているかどうかを返します。この値は読み取り専用です。選択された項目を変更するには selectedIndexselectedItem プロパティの値を変更してください。
tabindex
型: 整数型
要素のタブの順番。タブの順番は tab キーが押下されたときにフォーカスが移動する順番です。より大きな tabindex の値をもつ要素は、タブの遷移が後になります。
type
型: 下記のいずれか一つ
チェック可能な menuitem の生成や、ラジオボタン型 menuitem のために使用されます。
  • checkbox: menuitem にチェックが入ります。checked 属性は menuitem にチェックが入っているかどうかを決定します。
  • radio: menuitem がラジオグループの一部になります。name 属性に同じ値を持つ他の menuitem は同じ radio グループの一部になります。同じグループ内で、同時に一つの menuitem のみにチェックを入れることができます。

メニューにチェックマークを追加するための詳しい情報は、XUL チュートリアルを参照してください。

validate
型: 下記の値のいずれか一つ
この属性は、キャッシュから image を読み込むかどうかを指示します。image がリモートに格納されるときや、image を頻繁に差し替えようとしているとき、役立つでしょう。次の値はデフォルトで扱われる属性全体を許可、または除外します:
  • always: image を読み込むべきかどうか、常に確認されます。
  • never: 可能であれば、キャッシュから image が読み込まれます。
value
型: 文字列型
文字列の属性はデータ値を要素に関連付けます。特定の目的のために使われるわけではありませんが、スクリプトからあなた自身の用途のためにアクセスできます。

プロパティ

accessibleType
型: 整数型
要素の accessibility オブジェクトの種類を示す値。
accessKey
型: 文字型
accesskey 属性の値の取得と設定。
command
型: 要素の id
command 属性の値の取得と設定。
control
型: menu 要素
内部の item を囲む menu が存在するとき、それを返します。存在しないときは null を返します。
crop
型: 文字列型
crop 属性の値の取得と設定。
disabled
型: 論理型
disabled 属性の値の取得と設定。
image
型: image の URL
image 属性の値の取得と設定。
label
型: 文字列型
label 属性の値の取得と設定。
labelElement
型: label 要素
control に関連付けられた label 要素。これは label がこの要素を指し示す control 属性を持つ場合に設定されます。このプロパティは、control に関連付けられた label が存在しない場合、null になります。
parentContainer
型: menu 要素
包含する menu 要素を返す読み取り専用のプロパティです。包含する menu がない場合、null を返します。
selected
型: 論理型
このプロパティの値は、要素が選択されているときは true、選択されていないときは false です。このプロパティは読み取り専用です。
tabIndex
型: 整数型
tabindex 属性の値の取得と設定。
value
型: 文字列型
value 属性の値の取得と設定。

XUL 要素からの継承
align, attributes, allowEvents, baseURI, boxObject, builder, childElementCount, childNodes, children, className, clientHeight, clientLeft, clientTop, clientWidth, collapsed, contextMenu, controllers, database, datasources, dir, firstChild, firstElementChild, flex, height, hidden, id, lastChild, lastElementChild, left, localName, maxHeight, maxWidth, menu, minHeight, minWidth, namespaceURI, nextElementSibling, nextSibling, nodeName, nodeType, nodeValue, observes, ordinal, orient, ownerDocument, pack, parentNode, persist, prefix, previousElementSibling, previousSibling, ref, resource, scrollHeight, scrollLeft, scrollTop, scrollWidth, statusText, style, tagName,textContent, tooltip, tooltipText, top, width

メソッド

スタイルクラス

menuitem-iconic
menuitem 上に画像を表示するために使用するクラス。画像の指定は image 属性を使用します。
menuitem-non-iconic
通常、menuitem の左側には画像やチェックマークのための余白があります。このクラスは、この余白を削除して menuitem を menupopup の左端から表示するために使用されます。

要素
menu, menubar, menulist, menupopup, menuseparator
インタフェース
nsIAccessibleProvider, nsIDOMXULContainerItemElement, nsIDOMXULSelectControlItemElement

ドキュメントのタグと貢献者

 このページの貢献者: Marsf, Mgjbot
 最終更新者: Marsf,