Web は、さまざまな役に立つタスクを実行するための多種多様な API を提供します。これらは JavaScript API を使用してアクセスでき、WebGL や Web Audio といった API を使用して複雑なグラフィックやオーディオの効果を生成するなど、任意の window
や element
に微調整を加えることによりどのようなことでも可能にします。
すべての API を網羅する個々のインターフェイスは、インデックスで一覧にしています。
- Document Object Model
-
DOM は操作を可能にする API であり、これはカレントドキュメントへのアクセスや変更を指します。DOMは、
Node
やElement
の操作を可能にします。HTML および SVG は、特有の要素を操作するために DOM を拡張しました。 - デバイス API
- この API セットは Web ページやアプリケーションが使用可能な、さまざまなハードウェア機能へのアクセスを可能にします。例: Ambient Light Sensor API、Battery Status API、Geolocation API、Pointer Lock API、Proximity API、Device Orientation API、Screen Orientation API、Vibration API。
- コミュニケーション API
- これらの API は、Web ページやアプリケーションが他のページやデバイスと通信することを可能にします。例: Network Information API、Web Notifications、Simple Push API。
- データ管理 API
- このデバイスのセットを使用して、ユーザデータの保管や管理が可能になります。例: FileHandle API、IndexedDB。
これら任意の Web サイトやアプリで使用できる API に加えて Mozilla は、特権付きアプリや公認ケーションのみで使用できる、より強力な API セットによって Web API セットを拡張しました。
- 特権 API
- 特権付きアプリはユーザによって特定の権利を与えられてインストールされたアプリです: TCP Socket API、Contacts API、Device Storage API、Browser API。
- 公認 API
- 公認アプリは、Firefox OS のようなオペレーティングシステムの重要な操作を実行する、低レベルのアプリケーションです。低い特権のアプリケーションは、以下の API を使用してこれらのアプリケーションと対話します: Web Activities、Bluetooth API、Mobile Connection API、Network Stats API、Telephony、WebSMS、WiFi Information API、Camera API、Power Management API、Settings API、Idle API、Permissions API、Time/Clock API。