ユーザが格子状のセルの一つをクリックして色を選ぶカラーパレット。
例
<colorpicker />
属性
-
disabled
- 型: 論理型
-
要素が無効化されているかどうかを示します。ある要素が
true
に設定されていたら、その要素は無効化されています。無効化された要素は通常グレイ表示のテキストで描画されます。要素が無効化されていると、ユーザのアクションには応答せず、フォーカスもあてられず、command
イベントも発生しません。
-
color
- 型: color 文字列
- 現在選択されている色。これはユーザが色を選択すると変更されます。このプロパティに #RRGGBB 形式で文字列を割り当てることで選択された色を変更することができます。
-
onchange
- 型: スクリプトコード
-
onchange
属性内のコードは、要素の値が変更された時、呼び出されます。
-
preference
- 型: 要素の id
- 要素を対応する
preference
につなぎます。この属性はprefwindow
内で使用された場合のみ効果があります。preference の値は、要素のvalue
プロパティと一致するように更新されます。
-
tabindex
- 型: 整数型
- 要素のタブの順番。タブの順番は
tab
キーが押下されたときにフォーカスが移動する順番です。より大きなtabindex
の値をもつ要素は、タブの遷移が後になります。
-
type
- 型: 文字列型
- この属性が提供されていないときは、colorpicker が window 内に表示されます。この値が
button
に設定されているときは、colorpicker がボタンとして表示されます。ユーザがこのボタンをクリックすると、色を選択するためのポップアップが現れます。
プロパティ
-
accessibleType
- 型: 整数型
- 要素の accessibility オブジェクトの種類を示す値。
-
color
- 型: color の文字列
- 現在選択されている色。これはユーザが色を選択すると変更されます。このプロパティに #RRGGBB 形式で文字列を割り当てることで選択された色を変更できます。
-
open
- 型: 論理型
- ボタン形式の
colorpicker
のための popup が開かれるとtrue
を返します。popup を開くには、この属性をtrue
に設定し、閉じるにはfalse
に設定してください。
メソッド
XUL 要素からの継承
blur
, click
, doCommand
, focus
, getElementsByAttribute
, getElementsByAttributeNS
DOM 要素からの継承
addEventListener()
, appendChild()
, compareDocumentPosition, dispatchEvent()
, getAttribute()
, getAttributeNode()
, getAttributeNodeNS()
, getAttributeNS()
, getElementsByTagName()
, getElementsByTagNameNS()
, getFeature, getUserData, hasAttribute()
, hasAttributeNS()
, hasAttributes()
, hasChildNodes()
, insertBefore()
, isEqualNode, isSameNode, isSupported()
, lookupNamespaceURI, lookupPrefix, normalize()
, removeAttribute()
, removeAttributeNode()
, removeAttributeNS()
, removeChild()
, removeEventListener()
, replaceChild()
, setAttribute()
, setAttributeNode()
, setAttributeNodeNS()
, setAttributeNS()
, setUserData
関連項目
- インタフェース
- nsIDOMXULControlElement
バグ
onchange
イベントは type
属性の値が "button
" に設定されている場合にのみ発生します。onclick
は、プレーンな colorpicker の動作中に現在選択されているカラーが必要なときに使用します。例えば、<textbox> 内に表示する場合など。