Reflect.set()

静的な Reflect.set() メソッドは、オブジェクトにプロパティを設定するかのように動作します。

構文

Reflect.set(target, propertyKey, value[, receiver])

Parameters

target

プロパティを設定する対象のオブジェクト。

propertyKey

設定するプロパティ名。

value

設定する値。

receiver

セッターによって target が呼び出されたときの this 値を提供する。

戻り値

プロパティが成功裏に設定できたかどうかを示す Boolean 値。

スローされるエラー

target が Object ではなかった場合、 TypeError がスローされる。

説明

Reflect.set メソッドは、オブジェクトにプロパティを設定します。これはプロパティの割り当てを行い、機能としては プロパティアクセッサ 構文のようなものです。

例

Reflect.set() を使用する

// オブジェクト
var obj = {};
Reflect.set(obj, "prop", "value"); // true
obj.prop; // "value"

// 配列
var arr = ["duck", "duck", "duck"];
Reflect.set(arr, 2, "goose"); // true
arr[2]; // "goose"

// 配列を切り詰められる。
Reflect.set(arr, "length", 1); // true
arr; // ["duck"];

// 引数が1つだけだと、プロパティキーと値は "undefined" になる。
var obj = {};
Reflect.set(obj); // true
Reflect.getOwnPropertyDescriptor(obj, "undefined");
// { value: undefined, writable: true, enumerable: true, configurable: true }

仕様

ブラウザ実装状況

関連項目

• Reflect
• プロパティアクセッサ