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これは Harmony(ECMAScript 6) 提案の一部であり、実験段階の技術です。
この技術の仕様は安定していません。ブラウザ互換性の一覧表を確認してください。またこれらの構文や動作は、仕様変更などにより、新しいバージョンのブラウザでは変更される可能性があるという点に注意してください。
静的な Reflect
.preventExtensions()
メソッドは、すでにプロパティが追加されたオブジェクトに、新しいプロパティを抑制します (つまり、オブジェクトのさらなる拡張を抑制します)。Object.preventExtensions()
に似ていますが、違いがあります。
構文
Reflect.preventExtensions(target)
パラメータ
target
- 拡張を抑止する対象のオブジェクト。
Return value
target に対して成功裡に拡張抑止を設定できたかどうかを示す Boolean
。
スローされる例外
target が Object
ではなかった場合、TypeError
がスローされる。
説明
Reflect.preventExtensions
メソッドは、すでにプロパティが追加されたオブジェクトに、新しいプロパティを抑制します (つまり、オブジェクトのさらなる拡張を抑制します)。これは Object.preventExtensions()
と同様のメソッドです。
例
Reflect.preventExtensions() を使用する
Object.preventExtensions()
も見てください。
// Objects は既定で拡張可能。 var empty = {}; Reflect.isExtensible(empty); // === true // ...しかし、変更できる。 Reflect.preventExtensions(empty); Reflect.isExtensible(empty); // === false
Object.preventExtensions()
との違い
このメソッドへの最初の引数がオブジェクトではない(プリミティブ)場合、TypeError
を引き起こすでしょう。Object.preventExtensions()
だと、オブジェクトではない最初の引数はオブジェクトに強制的に変換されます。
Reflect.preventExtensions(1); // TypeError: 1 はオブジェクトではない。 Object.preventExtensions(1); // 1
仕様
仕様 | 状態 | コメント |
---|---|---|
ECMAScript 2015 (6th Edition, ECMA-262) The definition of 'Reflect.preventExtensions' in that specification. |
Standard | Initial definition. |
ブラウザ実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
Basic support | 未サポート | 42 (42) | 未サポート | 未サポート | 未サポート |
機能 | Android | Chrome for Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
Basic support | 未サポート | 未サポート | 42.0 (42) | 未サポート | 未サポート | 未サポート |