ここには Linux システムからリリースを作成する方法が書かれています。 Win32 や Macintosh 用のファイルがあり、これらは普通のスクリプトでは引き出されないため、手動で引き出す必要があります。ミニブランチを利用すると、オリジナルのブランチに手を加えることなく、必要な更新をしたビルド用のスクリプトをチェックインできます。
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Mozilla を、タグを付けたいブランチからチェックアウトします。 Win32 や Mac 用の追加ファイルは、通常 Linux へはチェックアウトされませんので、これらのプラットフォームに対して、タグが付かないということになってしまわないように、忘れずにチェックアウトしてください。
cvs co -r NETSCAPE_6_2_RELEASE mozilla/client.mk cd mozilla gmake -f client.mk checkout
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3 つのプラットフォーム全てに対応するプル用スクリプトのために、ミニブランチを作成します。こうすることによって、オリジナルのブランチに一切変更を加える必要がなくなります。
cd .. cvs tag -b MOZILLA_0_9_4_1_RELEASE_MINI_BRANCH mozilla/client.mk
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今あるビルド用のスクリプトを削除し、先ほど作ったミニブランチから再度引き出します。
rm mozilla/client.mk cvs co -r MOZILLA_0_9_4_1_RELEASE_MINI_BRANCH mozilla/client.mk
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ビルド用の各スクリプトの中から、ブランチを定義している変数を探し出し、それを今作成しているタグに書き換えます。
mozilla/client.mk
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そのビルド用スクリプトを、元のミニブランチにチェックインします。
cvs ci mozilla/client.mk
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タグを付けます。
find . -type d \! -name CVS | xargs -l -P10 cvs tag -l MOZILLA_0_9_4_1_RELEASE >& ../taglog
原文書の情報
- 著者: Dawn Endico
- 最終更新日: November 1, 2005
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