tab の行。tabs
要素は tabbox
要素内に置かれ、tab
要素を含みます。
詳しい情報が XUL チュートリアルにあります。
- 属性
- closebutton, disableclose, disabled, onclosetab, onnewtab, onselect, setfocus, tabindex, tooltiptextnew, value
- プロパティ
- accessibleType, disabled, itemCount, selectedIndex, selectedItem, tabIndex, value
例
(例が必要)
属性
-
disableclose
- 型: 論理型
- この属性が
true
の場合、close ボタンが無効化されます。
-
disabled
- 型: 論理型
-
要素が無効化されているかどうかを示します。ある要素が
true
に設定されていたら、その要素は無効化されています。無効化された要素は通常グレイ表示のテキストで描画されます。要素が無効化されていると、ユーザのアクションには応答せず、フォーカスもあてられず、command
イベントも発生しません。
-
onclosetab
- 型: スクリプトコード
- このスクリプトは close ボタンがクリックされた時に呼び出されます。
-
onnewtab
- Firefox では使用不可
- 型: スクリプトコード
- このスクリプトは new tab ボタンがクリックされた時に呼び出されます。
-
tabindex
- 型: 整数型
- 要素のタブの順番。タブの順番は
tab
キーが押下されたときにフォーカスが移動する順番です。より大きなtabindex
の値をもつ要素は、タブの遷移が後になります。
-
tooltiptextnew
- Firefox では使用不可
- 型: 文字列型
- ユーザが tab 行の new ボタン上にマウスを移動した時 tooltip 内に現れるテキストの設定に使用されます。
プロパティ
-
accessibleType
- 型: 整数型
- 要素の accessibility オブジェクトの種類を示す値。
-
itemCount
- 型: 整数型
- 子項目の数を保持する読み取り専用のプロパティ。
-
selectedIndex
- 型: 整数型
- 選択された項目の index を返します。また、このプロパティに index を設定して項目を選択する事もできます。このプロパティに
-1
を設定すると、項目の選択をすべて解除します。
-
selectedItem
- 型: 要素
- 選択できる要素がある要素の、現在選択されている項目を保持します。項目が選択されていないときは、この値は
null
になります。この値の設定によって項目を選択することができます。値が、このプロパティまたはselectedIndex
プロパティを通じて変更されるか、ユーザによって変更された場合、select イベントが要素に送られます。
メソッド
advanceSelectedTab( dir, wrap )
- 戻り値の型: 戻り値なし
- 引数 dir に
1
を設定すると、現在選択されているタブが次のタブに変更されます。同様に-1
を設定すると、現在選択されているタブが前のタブに変更されます。wrap 引数をtrue
に設定すると、最初または最後のタブに到達した場合、それぞれの次は最後または最初のタブからになります。
-
appendItem(label,value )
- 戻り値の型: 要素
- 新しい項目を生成し、既存の項目リストの末尾に追加します。値の設定は任意です。この関数は新しく生成された要素を返します。
例
<script> function addItemsToList() { var list = document.getElementById('myMenuList'); // add item with just the label list.appendItem('One'); // add item with label and value list.appendItem('Two', 999); // Select the first item list.selectedIndex = 0; } </script> <button label="Add items" oncommand="addItemsToList()" /> <menulist id="myMenuList"> <menupopup /> </menulist>
関連情報
getIndexOfItem( item )
- 戻り値の型: 整数型
- 指定した item の 0 を基点とした位置を返します。項目は、 list 内に表示された最初の項目から番号が付けられます。
getItemAtIndex( index )
- 戻り値の型: 要素
- 指定した index の位置の要素を返します。
insertItemAt( index, label, value )
- 戻り値の型: 要素
- このメソッドは新しい項目を生成し、それを指定した位置に挿入します。値の設定は任意です。新しい項目要素を返します。
removeItemAt( index )
- 戻り値の型: 要素
- 要素内の指定した index の子項目を削除します。このメソッドは削除した項目を返します。
関連項目
- 要素
tabbox
,tab
,tabpanels
,tabpanel
.- インタフェース
nsIAccessibleProvider
,nsIDOMXULSelectControlElement