listbox
の一つの行。listitem のテキストは listcell
を使用するか、listitem 要素上に label
属性を直接置いて指定します。デフォルトでは、listitem の要素に適切な形式とクラスの一つの listcell 要素を含みます。
詳しい情報が XUL チュートリアルにあります。
- 属性
- accesskey, checked, command, crop, current, disabled, image, label, preference, selected, tabindex, type, value
- プロパティ
- accessKey, accessible, checked, control, crop, current, disabled, image, label, selected, tabIndex, value
- スタイルクラス
- listitem-iconic
例
<listbox id="theList"> <listitem label="Ruby"/> <listitem label="Emerald"/> <listitem label="Sapphire" selected="true"/> <listitem label="Diamond"/> </listbox>
属性
- {{ XULAttr("checked") }}
- 型: 論理型
- 要素にチェックが入っているかどうかを示します。
- この属性が設定されているかどうかを確認するには、
getAttribute()
ではなくhasAttribute()
を使用してください。
button 要素で、この属性による効果を得るには {{ XULAttr("type") }}
属性に checkbox か radio を設定しなければなりません。
-
crop
- 型: 下記の値のいずれか一つ
- 要素の label に与えられた空間が小さ過ぎるときは、
crop
属性によって指定された側のテキストが切り取られます。テキストが切り取られた場所には省略記号 (ellipsis)が使用されます。ボックスの方向が反対の場合は、切り取られる場所も反対側になります。
start
: テキストは先頭から切り取られます。end
: テキストは末尾から切り取られます。left
: テキストは左側から切り取られます。right
: テキストは右側から切り取られます。center
: テキストの中央が切り取られ、通常、テキストの先頭と末尾が表示されます。none
: テキストは省略記号を使用して切り取られません。しかし、テキストがあまりに長い場合は単純に削除されます。削除する側は CSS の行揃え (text alignment)に依存します。
-
disabled
- 型: 論理型
-
要素が無効化されているかどうかを示します。ある要素が
true
に設定されていたら、その要素は無効化されています。無効化された要素は通常グレイ表示のテキストで描画されます。要素が無効化されていると、ユーザのアクションには応答せず、フォーカスもあてられず、command
イベントも発生しません。
-
label
- 型: 文字列型
- 要素上に表示するlabel。 省略された場合、テキストは表示されない。
-
preference
- 型: 要素の id
- 要素を対応する
preference
につなぎます。この属性はprefwindow
内で使用された場合のみ効果があります。preference の値は、要素のvalue
プロパティと一致するように更新されます。
selected
- 型: 論理型
- 要素が選択されているかどうかを返します。この値は読み取り専用です。選択された項目を変更するには
selectedIndex
かselectedItem
プロパティの値を変更してください。
-
tabindex
- 型: 整数型
- 要素のタブの順番。タブの順番は
tab
キーが押下されたときにフォーカスが移動する順番です。より大きなtabindex
の値をもつ要素は、タブの遷移が後になります。
-
value
- 型: 文字列型
- 文字列の属性はデータ値を要素に関連付けます。特定の目的のために使われるわけではありませんが、スクリプトからあなた自身の用途のためにアクセスできます。
プロパティ
-
accessible
- 型: nsIAccessible
- 要素の accessibility object を返す。
- {{ XULProp("control") }}
- 型: 要素の id
- {{ XULAttr("control") }} 属性の値の取得と設定。
selected
- 型: 論理型
- このプロパティの値は、要素が選択されているときは
true
、選択されていないときはfalse
です。このプロパティは読み取り専用です。
メソッド
XUL 要素からの継承
blur
, click
, doCommand
, focus
, getElementsByAttribute
, getElementsByAttributeNS
DOM 要素からの継承
addEventListener()
, appendChild()
, compareDocumentPosition, dispatchEvent()
, getAttribute()
, getAttributeNode()
, getAttributeNodeNS()
, getAttributeNS()
, getElementsByTagName()
, getElementsByTagNameNS()
, getFeature, getUserData, hasAttribute()
, hasAttributeNS()
, hasAttributes()
, hasChildNodes()
, insertBefore()
, isEqualNode, isSameNode, isSupported()
, lookupNamespaceURI, lookupPrefix, normalize()
, removeAttribute()
, removeAttributeNode()
, removeAttributeNS()
, removeChild()
, removeEventListener()
, replaceChild()
, setAttribute()
, setAttributeNode()
, setAttributeNodeNS()
, setAttributeNS()
, setUserData
スタイルクラス
次のクラスは要素のスタイル付けに使用されます。これらのクラスは、ユーザの選択したテーマに自然に合うようにするため、要素のスタイルを直接変更する代わりに使用されます。
-
listitem-iconic
-
listitem
上に画像を表示するにはこのクラスを使用します。image
属性を使用して画像を指定してください。