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button

ユーザが押すことができる button。イベントハンドラは、マウス、キーボード、その他のイベントのトラップに使えます。これは普通、グレーの長方形で描画されます。label 属性または button 内のコンテンツでボタンのラベルを指定できます。

詳しい情報は、 XUL tutorial にあります。

属性
accesskey, autoCheck, checkState, checked, command, crop, dir, disabled, dlgtype, group, icon, image, label, open, orient, tabindex, type
プロパティ
accessKey, accessibleType, autoCheck, checkState, checked, command, crop, dir, disabled, dlgType, group, image, label, open, orient, tabIndex, type

Image:XUL_ref_button.png
<button label="Press Me"
        oncommand="alert('You pressed me!');"/>

属性

accesskey
型: 文字型
ショートカットキーとして使用される文字を設定します。この文字はその要素の label 属性のテキストに現れる文字の一つでなければいけません。
autoCheck
型: 論理型
この属性が true に設定されているか、この属性が無いとき、button が押下される度にボタンのチェック状態が切り替わります。false のときは、チェック状態を手動で調整しなければなりません。この属性が true の場合、button の種類は "checkbox" または "radio" でなければなりません。
checkState
型: 整数型, 値は 0 または 1, 2
この属性は、0 および 1, 2 の button の 3 つの状態を作成するために使用します。状態が 0 または 1 の場合、button を押すと反対の状態に切り替わります。状態が 2 の場合、button を押すと状態 0 に切り替わります。これは、チェック状態を手動で調整するための 3 番目の状態を除き、checkbox のように動作する button を意味します。異なる方法で状態を調整したいときは、autoCheck 属性を false に設定し、状態をスクリプトで調整してください。チェック状態を持つ button は type 属性が checkbox に設定されていなければなりません。この属性に設定可能な定数は nsIDOMXULButtonElement インタフェース内にあります。
{{ XULAttr("checked") }}
型: 論理型
要素にチェックが入っているかどうかを示します。
この属性が設定されているかどうかを確認するには、getAttribute() ではなく hasAttribute() を使用してください。

button 要素で、この属性による効果を得るには {{ XULAttr("type") }} 属性に checkbox か radio を設定しなければなりません。

command
型: 要素の id
要素に監視された command 要素の id をセットします。
crop
型: 下記の値のいずれか一つ
要素の label に与えられた空間が小さ過ぎるときは、crop 属性によって指定された側のテキストが切り取られます。テキストが切り取られた場所には省略記号 (ellipsis)が使用されます。ボックスの方向が反対の場合は、切り取られる場所も反対側になります。
  • start: テキストは先頭から切り取られます。
  • end: テキストは末尾から切り取られます。
  • left: テキストは左側から切り取られます。
  • right: テキストは右側から切り取られます。
  • center: テキストの中央が切り取られ、通常、テキストの先頭と末尾が表示されます。
  • none: テキストは省略記号を使用して切り取られません。しかし、テキストがあまりに長い場合は単純に削除されます。削除する側は CSS の行揃え (text alignment)に依存します。
{{ XULAttr("dir") }}
型: 下記の値のいずれか一つ
要素の子要素が配置される方向。
  • normal: 要素は左から右へ、または上から下へ、XUL コード内に現れる順に配置されます。
  • reverse: 要素は右から左へ、または下から上へ、XUL コード内に現れる順と逆に配置されます。
disabled
型: 論理型
要素が無効化されているかどうかを示します。ある要素が true に設定されていたら、その要素は無効化されています。無効化された要素は通常グレイ表示のテキストで描画されます。要素が無効化されていると、ユーザのアクションには応答せず、フォーカスもあてられず、command イベントも発生しません。

 

dlgtype
型: 下記の値のいずれか一つ
button がダイアログボックス内にある場合のみ使用される、button の dialog 形式。この機能は、標準のダイアログボックスボタンをカスタムボタンで置き換えるために使用します。dialog イベントメソッドはそのまま機能します。例えば、dlgTypeaccept に設定されているときは、この button がダイアログボックスの (普通は OK ラベルが付いた) 同意ボタンと置き換えられます。この属性をダイアログボックス内ではない button に使用しても効果はありません。ダイアログの形式として次の値を使用することができます:
  • accept: OK ボタン。押下された場合、変更に同意します。
  • cancel: キャンセルボタン。操作を中止します。
  • help: ヘルプボタン。ダイアログについてのヘルプを表示します。
  • disclosure: 詳細を表示するボタン。これは、ボタンか詳細表示の三角形になります。
group
型: グループ名の文字列
group 属性に同じ値を持つ、type="radio" のボタンは同じグループ内に置かれます。各グループでは一度に一つのボタンのみにチェックを入れることができます。ユーザが一つのボタンを選択すると、グループ内の他のボタンのチェックが外れます。
icon
Mozilla 1.8
型: 文字列型
この属性は共通ボタンの用法を設定するために使用します。一部のプラットフォームでは、これらのボタンを、その用法を指示する小さなアイコンで表示します。これは image 属性の中で使用しなければなりません。可能な値は次のとおり: accept, cancel, help, open, save, find, clear, yes, no, apply, close, print, add, remove, refresh, go-forward, go-back, properties, select-font, select-color, network。これら共通の用法のいずれかに一致するボタンを使用するときは、それを示すために icon 属性を使用してください。
image
型: 画像の URL
要素上に表示する画像の URL。この属性が空または除外された場合、画像は表示されません。画像の位置は dir 属性および orient 属性によって決定されます。
label
型: 文字列型
要素上に表示するlabel。 省略された場合、テキストは表示されない。
open
型: 論理型
menutype ボタンについて、メニューが開かれたとき、open 属性が true に設定されます。メニューが閉じられると open 属性は提供されません。
orient
型: 下記の要素のいずれか一つ
ある要素の子要素の並びが水平方向なのか、垂直方向なのかを指定するのに使われる。デフォルト値はその要素に依存する。-moz-box-orient スタイルプロパティを使用することもできます。
  • horizontal: ある要素の子要素それぞれが、XUL のソース中で現れる順に、水平に一行に並んでいる。
  • vertical: ある要素の子要素それぞれが、XUL のソース中で現れる順に、垂直に一列に並んでいる。
tabindex
型: 整数型
要素のタブの順番。タブの順番は tab キーが押下されたときにフォーカスが移動する順番です。より大きな tabindex の値をもつ要素は、タブの遷移が後になります。
type
型: 下記の値のいずれか一つ
button の形式。この属性が提供されていないときは通常のボタンが作成されます。通常のボタンではこの属性を取り除いてください。
  • checkbox: この button の形式には二つの状態があります。ユーザが button をクリックして状態を切り替えることができます。これは button のように見えるため、checkbox とは異なります。
  • menu: メニューポップアップを持つ button を作成するには type 属性の値を menu に設定します。この場合、button 内に menupopup 要素を置きます。ユーザがメニューを開いたり閉じたりするには button 上のどこかをクリックします。
  • menu-button: 値を menu-button に設定してメニューを持つ button を作成することもできます。menu 形式とは異なり、ユーザがメニューを開くのに矢印を押す必要がありますが、button の主要部分が押された場合、異なるコマンドが起こります。
  • radio: button は radio ボタンのように動作します。グループ内の button は一度に一つのボタンのみを on にすることができます。
  • repeat: この button は、マウスボタンが押されている間、button が持つコマンドイベントを繰り返し発生させます。

プロパティ

accessKey
型: 文字型
accesskey 属性の値の取得と設定。
accessibleType
型: 整数型
要素の accessibility オブジェクトの種類を示す値。
autoCheck
型: 論理型
autoCheck 属性の値の取得と設定。
checkState
型: 整数型, 値は 0 または 1, 2
checkState 属性の値の取得と設定。
checked
型: 論理型
checked 属性の値の取得と設定。
command
型: 要素の id
command 属性の値の取得と設定。
crop
型: 文字列型
crop 属性の値の取得と設定。
dir
型: 文字列型
dir 属性の値の取得と設定。
disabled
型: 論理型
disabled 属性の値の取得と設定。
dlgType
型: 文字列型
dlgType 属性の値の取得と設定。
group
型: 文字列型の group 名
group 属性の値の取得と設定。
image
型: image の URL
image 属性の値の取得と設定。
label
型: 文字列型
label 属性の値の取得と設定。
open
型: 論理型
open 属性の値の取得と設定。
orient
型: 文字列型
orient 属性の値の取得と設定。
tabIndex
型: 整数型
tabindex 属性の値の取得と設定。
type
型: 文字列型
type 属性の値の取得と設定。

メソッド

関連項目

インタフェース
nsIAccessibleProvider, nsIDOMXULButtonElement

 

ドキュメントのタグと貢献者

 最終更新者: Marsf,