Mozilla のビルドシステムは、その他の Mozilla コードベースと同様、クロスプラットフォームです。伝統的な unix スタイルの autoconf や make ツールでさまざまなアプリケーションをビルドします(unix 以外のオペレーティングシステム上でさえも)。
Mozilla のコードベースはさまざまなアプリケーションをビルドし、多数のオプションを備えているため、使用方法を習得するには時間がかかります。ビルドに挑戦する前に、以下のガイドをよく読んでください。
これらのビルドに関連するページは、autoconf ベースのビルドシステムを使用する次のプロジェクトを対象にしています: Firefox、Thunderbird、Mozilla Suite / Seamonkey、XULRunner、Sunbird、スタンドアローンな Composer、スタンドアローンな XPCOM、そしてスタンドアローンな XPConnect。
その他の mozilla プロジェクトに関するビルド情報は、各プロジェクトページまたはビルドページを参照してください:Camino、NSPR、Spidermonkey、NSS、そして Directory SDK for C。
ビルドで問題が発生する場合は、ニュースグループ mozilla.dev.builds (Google Groups からアクセス) に質問を投稿してください。投稿の際には、オペレーティングシステムの詳細、あなたが設定した mozconfig/configure フラグ、発生している正確なエラー情報など、できるだけ正確な記述を心がけてください。
はじめに
必要環境
ビルドに挑戦する前に、適切なツールが揃っているか、それらのツールが正しく設定されているかを確認してください。
Unix/Linux
Windows
Mac OS X
Solaris
OS/2 および eComStation
BeOS
JavaXPCOM のビルド要件
ソースの入手
Mozilla ソースコードのダウンロード
リリース用ソースコードは、FTP/HTTP を経由してダウンロードできます。
CVS 経由の Mozilla ソースコード
Firefox 3/Mozilla 1.9 を精力的に開発をしている人は、CVS を使って最新のソースをチェックアウトすることができます。パッチやバグ修正を提供しようと考えている場合は、こちらの方法を取ってください。この方法だと、文字通り最新の変更を手に入れると共に、それらとあなたの変更をマージさせることができるからです。
Mercurial 経由の Mozilla ソースコード
Firefox 3.5/Mozilla 1.9.1 を精力的に開発をしている人は、Mercurial を使って最新のソースをチェックアウトすることができます。パッチやバグ修正を提供しようと考えている場合は、こちらの方法を取ってください。この方法だと、文字通り最新の変更を手に入れると共に、それらとあなたの変更をマージさせることができるからです。
Web 上でソースを閲覧する
Mozilla のソースは Mozilla Cross-Reference (MXR) からオンラインで閲覧することもできます。
ビルドオプションの設定
標準オプションの状態で configure および make を実行しても、動作するビルドを作り上げることはできません。 .mozconfig ファイルを使って、相応のリリースビルドを入手してください。ビルドの前に、ビルドオプションの設定 をよく読んでください。
ビルドとインストール
Mozilla のビルドシステムは GNU make と configure スクリプトを使ってビルドプロセスを駆動します。 ビルドおよびインストールに関するガイド に従ってください。
FAQ と開発者向け資料 (順不同)
Mozilla ビルド FAQ
ビルドへのファイルの追加方法
コンポーネントの追加
リリースタグの生成
Mozilla のクロスコンパイル
Linux 64-bit OS での 32-bit Firefox のコンパイル
Mozilla のリリースチェックリスト
Mozilla ディストリビューションの作成方法
mozilla.org でのリリースビルド作成方法に関する覚書
パッケージのファイルの命名規則
Profile-Guided Optimization を使用したビルド
SpiderMonkey 単体のビルド (開発中)
全ての記事
ビルドシステムのハック
Mozilla ビルドシステムの仕組み
ビルド用語集 (古い用語集)
JAR Manifests を用いた Chrome JAR のビルド・登録方法