この要素はテキストのブロックを作成するために使われます。テキストは value
属性か、description
の開きタグと閉じタグの中に置いて設定することができます。value
属性は一行のテキストとして表示されるテキストを設定します。テキストが description の子として現れた場合は複数行に折り返されます。これは任意のマークアップを含むかもしれません (必要に応じてスタイルを付けられます)。
詳しい情報は XUL チュートリアルにあります。
- プロパティ
- accessibleType, crop, disabled, tabIndex, value
- スタイルクラス
- header, indent, monospace, plain, small-margin
例
<description> This is a long section of text that is displayed. </description>
属性
-
crop
- 型: 下記の値のいずれか一つ
- 要素の label に与えられた空間が小さ過ぎるときは、
crop
属性によって指定された側のテキストが切り取られます。テキストが切り取られた場所には省略記号 (ellipsis)が使用されます。ボックスの方向が反対の場合は、切り取られる場所も反対側になります。
start
: テキストは先頭から切り取られます。end
: テキストは末尾から切り取られます。left
: テキストは左側から切り取られます。right
: テキストは右側から切り取られます。center
: テキストの中央が切り取られ、通常、テキストの先頭と末尾が表示されます。none
: テキストは省略記号を使用して切り取られません。しかし、テキストがあまりに長い場合は単純に削除されます。削除する側は CSS の行揃え (text alignment)に依存します。
-
disabled
- 型: 論理型
-
要素が無効化されているかどうかを示します。ある要素が
true
に設定されていたら、その要素は無効化されています。無効化された要素は通常グレイ表示のテキストで描画されます。要素が無効化されていると、ユーザのアクションには応答せず、フォーカスもあてられず、command
イベントも発生しません。
-
tabindex
- 型: 整数型
- 要素のタブの順番。タブの順番は
tab
キーが押下されたときにフォーカスが移動する順番です。より大きなtabindex
の値をもつ要素は、タブの遷移が後になります。
-
value
- 型: 文字列型
- 文字列の属性はデータ値を要素に関連付けます。特定の目的のために使われるわけではありませんが、スクリプトからあなた自身の用途のためにアクセスできます。
プロパティ
-
accessibleType
- 型: 整数型
- 要素の accessibility オブジェクトの種類を示す値。
メソッド
XUL 要素からの継承
blur
, click
, doCommand
, focus
, getElementsByAttribute
, getElementsByAttributeNS
DOM 要素からの継承
addEventListener()
, appendChild()
, compareDocumentPosition, dispatchEvent()
, getAttribute()
, getAttributeNode()
, getAttributeNodeNS()
, getAttributeNS()
, getElementsByTagName()
, getElementsByTagNameNS()
, getFeature, getUserData, hasAttribute()
, hasAttributeNS()
, hasAttributes()
, hasChildNodes()
, insertBefore()
, isEqualNode, isSameNode, isSupported()
, lookupNamespaceURI, lookupPrefix, normalize()
, removeAttribute()
, removeAttributeNode()
, removeAttributeNS()
, removeChild()
, removeEventListener()
, replaceChild()
, setAttribute()
, setAttributeNode()
, setAttributeNodeNS()
, setAttributeNS()
, setUserData
スタイルクラス
-
header
- 見出しに使用するクラス。一般的に、テキストがボールド体で表現されます。
-
indent
- このクラスを使用すると、テキストの先頭が字下げされます。
-
monospace
- このクラスを使用すると、テキストが等幅フォントで表示されます。
-
plain
- このクラスによって、要素は border や margin なしで表示されます。
-
small-margin
- このクラスを使用すると、テキストの余白が小さく表示されます。
関連項目
TBD