プレゼンテーション
要約
現在、ウェブ開発者はブラウザ上では制限されたグラフィック機能しか利用できません。ハードウェアの進化、とくにグラフィックプロセッサの進化に伴い、ローカルのアプリケーションでは非常に豊かな表現ができるようになりました。この潜在性をウェブアプリケーションでも実感するために、ブラウザは新しいウェブコンテンツ用の図形表現 API をもつ必要があります。Mozilla プロジェクトでは、Firefox 1.5 にて、二つの大きな機能でこれを実現しようと挑戦しています。SVG の統合と新しい canvas
HTML エレメントの二つです。また、3D グラフィックプロセッサを全ての描画の高速化に活用するという、新しい統一されたグラフィックアーキテクチャについても、"under the hood" で進行中です。この挑戦は、ウェブ開発者にとって、HTML コンテンツに SVG の機能を付け加えられるというような新たな可能性を開くものです。