xpidl は XPIDL インタフェース記述ファイルに基づいた XPCOM インタフェース情報を生成するためのツールです。
- インタフェースの完全な C++ 実装のためのコメントアウトされたテンプレートを含む C++ ヘッダファイル (<tt>.h</tt>)
- Java インタフェースファイル (<tt>.java</tt>)
- XPConnect を通して動的に XPCOM オブジェクトを呼び出すランタイム種類の情報を含む XPConnect typelib ファイル(<tt>.xpt</tt>)
- HTML 形式の文書 (<tt>.html</tt>)
xpidl のビルド
xpidl は Gnome プロジェクト由来の idl コンパイラである libIDL idl コンパイラ をベースにしています。libIDL コンパイラは、やはり Gnome プロジェクト由来の glib をベースにしています。XPCOM コンポーネントに使われるヘッダを生成するために xpidl コンパイラを使うことができるため、現在 xpidl コンパイラはビルドプロセスの一部になっています。libIDL と glib の情報をビルド文書で確認してください。
UNIX: もし、あなたが xpidl をビルドしたいだけなら、ビルドするのにはわずかなディレクトリだけが必要です。Mozilla のソースを取得して、'configure'を実行したのち、以下のようにして dist/bin ディレクトリに xpidl をビルドすることができるでしょう。
make -C config make -C nsprpub make -C xpcom/typelib
Windows: 静的リンクされた xpidl.exe のビルドか VC 2005 Express でビルドをしたいなら、Windows で静的 xpidl をビルドするを参照してください。
xpidl を使う
Mozilla をビルドする手順に XPIDL ファイルをどのように加えるかについての説明のために xpidl ビルドページ を参照してください。xpidl は UNIX と Windows のコマンドラインからも利用可能です。
Usage: ./xpidl -m mode [-w] [-v] [-t version number] [-I path] [-o basename | -e filename.ext] filename.idl -a emit annotations to typelib -w turn on warnings (recommended) -v verbose mode (NYI) -t create a typelib of a specific version number -I add entry to start of include path for ``#include "nsIThing.idl" -o use basename (e.g. ``/tmp/nsIThing) for output -e use explicit output filename -m specify output mode: header Generate C++ header (.h) typelib Generate XPConnect typelib (.xpt) doc Generate HTML documentation (.html) java Generate Java interface (.java)
リソース
- xpidl に対する 開かれたバグ
苦情は docs [email protected] & [email protected] まで (英語で)
Original Document Information
- Author(s): [email protected], [email protected]
- Last Updated Date: May 29, 2002
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