このページでは、Gecko の XMLHttpRequest の実装における、バージョン 1.7 (例えば Firefox 1.0 に搭載されているバージョンの Gecko) からの変更点について説明します。 これらの変更は、拡張 の XUL と、XUL アプリケーションのみに適用され、 Web アプリケーションには適用されません。
XMLHttpRequest.send の変更点
以前のバージョンでは、nsIInputStream のインスタンスを send
メソッドに渡す場合、
ストリームの最初に「<tt>Content-Length</tt>」と「<tt>Content-Type</tt>」ヘッダーを含ておく必要がありましたが、この指定は不要になり、置いてはならなくなりました。
今後は、<tt>Content-Length</tt> ヘッダについては、ストリームの length を元に生成され、
<tt>Content-Type</tt> ヘッダについては、setRequestHeader
の呼び出しにより、手動で指定された値が利用されるようになります。
XMLHttpRequest.onreadystatechange の変更点
この属性の型は、nsIOnReadystatechangeHandler
から、
nsIOnReadyStateChangeHandler
に変更されました。
(型名の "S" と "C" が、大文字に変更されています)