これは Harmony(ECMAScript 6) 提案の一部であり、実験段階の技術です。
この技術の仕様は安定していません。ブラウザ互換性の一覧表を確認してください。またこれらの構文や動作は、仕様変更などにより、新しいバージョンのブラウザでは変更される可能性があるという点に注意してください。
Array.of()
メソッドは、引数の数や型にかかわらず、可変長引数で、新しい Array
インスタンスを生成します。
構文
Array.of(element0[, element1[, ...[, elementN]]])
引数
elementN
- 生成する配列の要素。
説明
この関数は、ECMAScript 標準の第 6 版の一部です。 詳しい情報は、Array.of
と Array.from
提案、Array.of
互換コード をご覧ください。
例
Array.of(1); // [1] Array.of(1, 2, 3); // [1, 2, 3] Array.of(undefined); // [undefined]
互換コード
Array.of() がネイティブ実装されていない環境では、他のコードが Array.of()
を生成する前に、次のコードを実行してください。
if (!Array.of) { Array.of = function() { return Array.prototype.slice.call(arguments); }; }
仕様
仕様 | 状況 | コメント |
---|---|---|
ECMAScript 2015 (6th Edition, ECMA-262) The definition of 'Array.of' in that specification. |
Standard | Initial definition. |
ブラウザ実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 45 [1] | 25 (25) | 未サポート | 未サポート | 未サポート |
機能 | Android | Chrome for Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 未サポート | 39 [1] | 25.0 (25) | 未サポート | 未サポート | 未サポート |
[1] この機能は設定で有効にできます。chrome://flags
から “Enable Experimental JavaScript” を有効にしてください。