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アイコンの中身が外側にはみ出すなどして形が壊れている

概要

 アイコンの中身が外にはみ出して形が崩れてしまいます。

表示画面

要因

 複数の要因が考えられますが、代表例として以下があります。

  1. アイコンの横幅指定が誤っている
    アイコンの横幅指定が画面横幅を超えて指定されている為、画面の外にアイコンがはみ出してしまい、形が崩れています。
    横幅にmax-widthプロパティを指定した場合、横画面表示時のサイズで指定されてしまうため、横幅が可変した場合に対応できません。

     
      img {
    	max-width: 100%;
    	height: auto;
    	vertical-align: middle;
    	border: 0px none;
      }				

     

  2. ベンダープレフィックス
    他のブラウザで正しく表示出来ているが、Firefoxで表示が崩れている場合は、ベンダープレフィックスの指定が入っていることが考えられます。
    -webkit-background-sizeプロパティ等の指定で表示領域を設定していると、Firefoxでは認識できず、指定されていない状態になっています。

     
      h3 {
    	padding: 10px 40px 10px 10px;
    	background: url(/images/open.gif) no-repeat 98% 50%;
    	-webkit-background-size: 21px 21px;
    	font-weight: bold;
    	font-size: 12px;
    	cursor: pointer;
      }			

     

解決策

 各要因の解決策の代表例として以下があります。

  1. アイコンの横幅指定が誤っている
    max-width: 100%; で指定されている場合は、横画面表示時のサイズで指定されてしまうため、width: 100%; に修正することで縦画面表示のサイズにも対応できます。

     
      img {
    	width: 100%;
    	height: auto;
    	vertical-align: middle;
    	border: 0px none;
      }				

     

  2. ベンダープレフィックス
    webkit指定が入っている場合は、他ブラウザ互換用に別途指定を行う必要があります。
    -webkit-background-sizeプロパティの場合は、background-sizeプロパティを追記することでFirefoxでも指定を行うことができます。
    引数は同様のものが使用可能です。

     
      h3 {
    	padding: 10px 40px 10px 10px;
    	background: url(/images/open.gif) no-repeat 98% 50%;
    	-webkit-background-size: 21px 21px;
    	background-size: 21px 21px;
    	font-weight: bold;
    	font-size: 12px;
    	cursor: pointer;
      }				

     

メリット

 ・画面サイズの可変に対応可能となります。
 ・他のブラウザでも互換性を維持することができます。

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