Notification.Notification()

Notification() コンストラクターは新らしいNotification オブジェクトインスタンスを生成します。

構文

var myNotification = new Notification(title, options);

パラメーター

• sound: 通知が発火したときに再生されるオーディオファイルのURLを含むUSVStringです。
• vibrate: 通知が発火したときにデバイスのバイブレーションハードウェアに通知するバイブレーションパターンです。
• renotify: 古い通知が新しい通知に置き換えられた後、ユーザーに通知するかどうかを指定するBoolean値です。既定値はfalseで、通知しないことを意味します。
• silent: 通知をサイレントにするかどうかを指定するBoolean 値です。たとえば、デバイスの設定にかかわらず、音やバイブレーションを発しないようにします。既定値はfalseで、サイレントではないことを意味します。
• noscreen: 通知を発火するのにデバイスの画面を有効にするべきかしないべきかを指定するBoolean値です。既定値はfalseで、画面を有効にすることを意味します。
• sticky: 通知が'sticky'かどうかを指定するBoolean 値です。たとえば、stickyはユーザーが簡単に消せないことを表します。既定値はfalseで、stickyではないことを意味します。

title

通知のためのタイトルを定義します。発火したときにタイトルは通知ウィンドウのトップに表示されます。

options Optional

通知に適用するカスタム設定を含むオプションオブジェクトです。使用できるオプションは以下のとおりです。

• dir: 通知を表示する方向です。既定値はautoで、ブラウザの言語設定の振る舞いが適用されます。しかし、ltrとrtlの値で振る舞いを上書きできます（ほとんどのブラウザがこれらの設定を無視するように見えますが）。
• lang: BCP 47 language tagを表すDOMString を使って指定される通知の言語です。簡単なリファレンスとしてISO 2 letter language codesページを参照してください。
• body: タイトルの下側に表示される通知の本文を表すDOMStringです。
• tag:通知のための識別タグを表す DOMString です。
• icon:通知の一部として表示されるアイコンのURLを含むUSVString です。
• data: 通知に関連付ける任意のデータです。これはいづれのデータ型でも可能です。

次のオプションは最新の仕様にリストされていますが、まだどのブラウザでもサポートされていません。ステータスが更新されたかどうか、定期的に確認することをお勧めします。もし、このドキュメントが古くなっていることに気づいたら、私たちに教えてください。

例

私たちの Emogotchi demo (see source code)では、私たちが通知を発火したいときに、spawnNotification()関数を実行しています。― これはbodyとicon、titleを指定する引数が渡され、必要なoptionsオブジェクトを生成してからNotification()コンストラクタを使って通知を発火します。

function spawnNotification(theBody,theIcon,theTitle) {
  var options = {
      body: theBody,
      icon: theIcon
  }
  var n = new Notification(theTitle,options);
}

仕様

ブラウザ実装状況

Firefox OS notes

Chrome notes

Safari notes

関連項目

• Using the Notifications API