WebGL のテクスチャの読み込みは、クロスドメインアクセス制御に従います。コンテンツで他のドメインからテクスチャを読み込むためには、CORS で許可を得る必要があります。CORS について詳しくは、HTTP access control をご覧ください。
CORS で許可された画像を WebGL のテクスチャとして使用する方法の説明を こちらの hacks.mozilla.org の記事 に掲載していますので、サンプル と合わせてご覧ください。
WebGL テクスチャ向けの CORS サポートと、画像要素の crossOrigin
属性が Gecko 8 (Firefox 8.0 / Thunderbird 8.0 / SeaMonkey 2.5) で実装されました。
汚染された (書き込みのみ) 2D canvas を WebGL のテクスチャとして使用することはできません。2D <canvas>
が汚染されたとは例えば、クロスドメインの画像が canvas 上に描画された状態を指します。
Canvas 2D drawImage
向けの CORS サポートが Gecko 9 (Firefox 9.0 / Thunderbird 9.0 / SeaMonkey 2.6) で実装されました。これは、CORS で許可されたクロスドメインの画像が 2D canvas を汚染しないので、2D canvas を WebGL のテクスチャ素材として使用することが可能であり続けることを意味します。
クロスドメインの動画に対する CORS サポートと、<video>
要素のcrossorigin
属性を Gecko 12 (Firefox 12.0 / Thunderbird 12.0 / SeaMonkey 2.9) で実装しました。