概要
createObjectURL メソッドは、それが作成されたウィンドウ内の document
と同じ寿命を持つ、新しいオブジェクトの URL を作成します。新しいオブジェクトの URL は、指定された File
オブジェクトを表します。
構文
objectURL = window.URL.createObjectURL(file);
file
: オブジェクト URL の作成の対象とするFile
オブジェクトobjectURL
: 生成されたオブジェクト URL。指定ファイルの内容全体がエンコードされ、URL テキストによって表されます。
例
『画像表示にオブジェクト URL を用いる』 を参照して下さい。
注記
あるファイルオブジェクトに対し既に createObjectURL()
が用いられている場合でも、そのファイルオブジェクトに対しこのメソッドを呼び出す度に新しいオブジェクト URL が作成されます。文書がアンロードされた際にこれらのオブジェクト URL はメモリから解放されますが、パフォーマンスを考慮し、オブジェクト URL が不要になった場合にはこれらを逐一 window.URL.revokeObjectURL()
で削除するのが望ましいでしょう。
ブラウザ実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari (WebKit) |
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基本サポート | 8 | 4 | 10 | 12 | Nightly build |
機能 | Chrome for Android | Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Phone | Opera Mobile | Safari Mobile |
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基本サポート | 18 | 4.0 | 14.0 | ? | ? | ? |