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これは実験段階の機能です。
この機能は複数のブラウザで開発中の状態にあります。各ブラウザで用いるために、適切なベンダー接頭辞が必要な場合があります。互換性テーブルをチェックしてください。また、実験段階の機能の構文と挙動は、仕様変更に伴い各ブラウザの将来のバージョンで変更になる可能性があることに注意してください。
PushManager
インターフェースの subscribe()
メソッドは、プッシュサービスを提供します。
これは、プッシュサブスクリプションの詳細を含む PushSubscription
オブジェクトで解決される Promise
を返します。現在の service worker に既存のサブスクリプションがない場合、新しいプッシュサブスクリプションが生成されます。
構文
PushManager.subscribe(options).then(function(pushSubscription) { ... } );
パラメーター
options Optional
- オプションの設定パラメータを含むオブジェクト。次のプロパティを設定できる:
userVisibleOnly
: 返されたプッシュサブスクリプションの効果がユーザーに表示するメッセージにだけ使われるかを示す boolean 値。
戻り値
PushSubscription
オブジェクトを解決する Promise
。
例
this.onpush = function(event) { console.log(event.data); // ここから、IndexedDB にデータを書き込んだり、いずれかのウィンドウに // それを送信したり、通知を表示したりできます。 } navigator.serviceWorker.register('serviceworker.js').then( function(serviceWorkerRegistration) { serviceWorkerRegistration.pushManager.subscribe().then( function(pushSubscription) { console.log(pushSubscription.endpoint); // アプリケーションサーバが必要としているプッシュサブスクリプションの // 詳細はここから使用できます。たとえば、XMLHttpRequest を使用して // これを送信できます。 }, function(error) { // 開発中は、コンソールにエラーを表示するのに役立ちます。 // 本番環境では、アプリケーションサーバにエラー情報を送信 // するためにも 役立ちます。 console.log(error); } ); });
仕様
仕様 | 状態 | コメント |
---|---|---|
Push API subscribe() の定義 |
草案 | 初期定義 |
ブラウザ実装状況
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari (WebKit) |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 42.0 | 44.0 (44.0)[1] | 未サポート | ? | 未サポート |
機能 | Android | Android Webview | Firefox Mobile (Gecko) | Firefox OS | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile | Chrome for Android |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 未サポート | 未サポート | 48.0 (48)[2] | 未サポート | 未サポート | 未サポート | 未サポート | 42.0 |
- [1] Push(と Service Workers)は、 Firefox 45 延長サポート版(ESR)では使用できません。
- [2] Firefox for Android 48 から、既定で Push を使用できます。