CDATA セクション内では、通常の文字として XML 内に記述する場合に実態参照として記述する必要がある < や & など(※本来これらは <
や &
のように記述する必要がある)を、エスケープ無しでそのまま記述する事ができます。
構文は以下のような形となります。
<![CDATA[ ... ]]>
実際の使用例を以下に示します。
<foo>次の部分は CDATA セクションです: <![CDATA[ < > & ]]> ... その他にも、通常エスケープが必要な文字を全てエスケープ無しで記述可能。</foo>
]]>
は CDATA セクション自体の終了部分として解釈される為、このシーケンスのみは CDATA セクションに記述する事が出来ません。例えば以下の様な記述はエラーとなるでしょう。
<![CDATA[ ]]> 任意のテキスト ]]>
CDATA セクションは(非表示のものを除き)HTML 内で使用されるべきではないことに注意してください。
CDATA セクション自体は固有のプロパティやメソッドは持ちません。Text
インタフェースに実装されたメソッドとプロパティを利用する事ができます。