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Error Console

エラーコンソール (Error Console)は、ほとんどの Mozilla アプリケーションで利用可能なツールで、アプリケーションの chrome (UI) 部分や、ユーザが開いている Web ページ内のエラーを出力するために利用されるものです。JavaScript 関連のエラーおよび警告、CSS のエラー、そして chrome コードからの任意のメッセージが表示されます。

Firefox では、エラーコンソールをツールメニューから、または Ctrl-Shift-J で開くことができます。

 

エラーコンソールに表示される JavaScript 例外のログについての情報や、すべての例外をログに残す方法は、Exception logging in JavaScript の記事をお読みください。Firefox や拡張機能が由来のエラーをエラーコンソールで参照したい場合に行うべき設定については、Setting up extension development environment の Development preferences をご覧ください。

エラーコンソールは、Gecko 1.8.1 (Firefox 2) 以前は JavaScript コンソールという名前でした (バグ 265871 参照)。

エラーの種類

エラー
ほとんどは、プログラムのコンパイルを妨げる文法エラーです。
警告
ほとんどは、プログラムのコンパイルには影響しませんが、コーディングの間違いを警告し、設計上の問題点を指摘します。
メッセージ
警告とほぼ同じですが、使われることはほとんどありません。

エラーコンソールに表示されるデータの操作

エラーコンソールに表示される情報は、コンソールサービス を通じてアクセスし、操作することができます。

拡張機能は、Components.utils.reportError を使用して JavaScript からエラーコンソールへ出力することができます。OS 付属のコンソールでログを取得したい場合は dump() を使うこともできます。

ブラウザやメールクライアントのウィンドウからエラーコンソールを開くには、toJavaScriptConsole() を使います。

代替ツール

Console2
この拡張機能は、エラーコンソールの代わりとなるツールで、多くのバグを修正し、長く待ち望まれている機能の改良が実装されています。
Firebug
この Firefox 用拡張機能も、様々な改良を加えた エラーコンソールを統合しています。

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