では、CSS を使って表示するアイコンを定義しましょう。まずは Tinderbox の状態 (none、success、test failed、and busted) を示すアイコンを作成し、Tinderbox の状態に対応するアイコンを表示する CSS のルールを作ります。
statusbarpanel#tinderbox-status { list-style-image: url("chrome://navigator/content/tb-nostatus.png"); } statusbarpanel#tinderbox-status[status="success"] { list-style-image: url("chrome://navigator/content/tb-success.png"); } statusbarpanel#tinderbox-status[status="testfailed"] { list-style-image: url("chrome://navigator/content/tb-testfailed.png"); } statusbarpanel#tinderbox-status[status="busted"] { list-style-image: url("chrome://navigator/content/tb-busted.png"); }
Mozilla は外観を管理するスタイルシートの組み合わせを複数持つことができますが、それらの既存のスタイルシートの組み合わせすべてにいちいちルールを追加するのは面倒です (そして、新しいスタイルシートがインストールされた時にこの拡張機能が 【訳注: 上書きされて?】 壊れてしまうことも避けなければなりません)。そのために、このスタイルシートを tinderstatus.css
という名前で navigator.xul
と同じディレクトリに配置し、navigator.xul
の先頭のグローバルスタイルシート参照のすぐ下で tinderstatus.css
を参照するようにします。
<?xml-stylesheet href="chrome://navigator/skin/" type="text/css"?> <?xml-stylesheet href="chrome://navigator/content/tinderstatus.css" type="text/css"?>
我々のステータスパネル の status
属性に値が設定されたときに表示される画像を、CSS ルールの list-style-image
プロパティを使って定義します。Tinderbox の状態ひとつごとに id
属性を定義し、ルールを作ります。
4 つの状態を示すアイコンを作るか、次のアイコンを使ってください。no status 、success 、test failed 、busted
もし今 Mozilla を再起動したら、「no status」アイコンが ブラウザのステータスバーに表示されているでしょう。【訳注: Mozilla を一旦終了した後、プロファイルディレクトリの XUL.mfl (Windows) XUL FastLoad File (Mac) もしくは XUL.mfasl (Unix) を削除する必要があるかもしれません】