radio ボタンのグループ。グループ内の radio ボタンを一度に一つだけ選択することができます。radio
ボタンは radiogroup
の直接の子または子孫要素です。グループの border や caption
が欲しいときは、radiogroup
を groupbox
内に置いてください。radiogroup
のデフォルトは垂直指向です。
詳しい情報は XUL チュートリアルにあります。
- 属性
- disabled, focused, preference, tabindex, value
- プロパティ
- accessibleType, disabled, focusedItem, itemCount, selectedIndex, selectedItem, tabIndex, value
例
<radiogroup> <radio id="orange" label="Red"/> <radio id="violet" label="Green" selected="true"/> <radio id="yellow" label="Blue"/> </radiogroup>
属性
-
disabled
- 型: 論理型
-
要素が無効化されているかどうかを示します。ある要素が
true
に設定されていたら、その要素は無効化されています。無効化された要素は通常グレイ表示のテキストで描画されます。要素が無効化されていると、ユーザのアクションには応答せず、フォーカスもあてられず、command
イベントも発生しません。
-
focused
- 型: 論理型
- 要素がフォーカスされているとき、この属性値は
true
です。
-
preference
- 型: 要素の id
- 要素を対応する
preference
につなぎます。この属性はprefwindow
内で使用された場合のみ効果があります。preference の値は、要素のvalue
プロパティと一致するように更新されます。
-
tabindex
- 型: 整数型
- 要素のタブの順番。タブの順番は
tab
キーが押下されたときにフォーカスが移動する順番です。より大きなtabindex
の値をもつ要素は、タブの遷移が後になります。
-
value
- 型: 文字列型
- 文字列の属性はデータ値を要素に関連付けます。特定の目的のために使われるわけではありませんが、スクリプトからあなた自身の用途のためにアクセスできます。
プロパティ
-
accessibleType
- 型: 整数型
- 要素の accessibility オブジェクトの種類を示す値。
-
focusedItem
- 型:
radio
要素 -
radiogroup
内で現在フォーカスされている項目を保持します。この項目は選択されているとは限りません。このプロパティの設定によってフォーカスされた項目を変更できます。
-
itemCount
- 型: 整数型
- 子項目の数を保持する読み取り専用のプロパティ。
-
selectedIndex
- 型: 整数型
- 選択された項目の index を返します。また、このプロパティに index を設定して項目を選択する事もできます。このプロパティに
-1
を設定すると、項目の選択をすべて解除します。
-
selectedItem
- 型: 要素
- 選択できる要素がある要素の、現在選択されている項目を保持します。項目が選択されていないときは、この値は
null
になります。この値の設定によって項目を選択することができます。値が、このプロパティまたはselectedIndex
プロパティを通じて変更されるか、ユーザによって変更された場合、select イベントが要素に送られます。
メソッド
-
appendItem(label,value )
- 戻り値の型: 要素
- 新しい項目を生成し、既存の項目リストの末尾に追加します。値の設定は任意です。この関数は新しく生成された要素を返します。
例
<script> function addItemsToList() { var list = document.getElementById('myMenuList'); // add item with just the label list.appendItem('One'); // add item with label and value list.appendItem('Two', 999); // Select the first item list.selectedIndex = 0; } </script> <button label="Add items" oncommand="addItemsToList()" /> <menulist id="myMenuList"> <menupopup /> </menulist>
関連情報
checkAdjacentElement( dir )
- 戻り値の型: 戻り値無し
- 現在選択されている
radio
ボタンの選択を解除し、グループ内の次のボタンを選択します。 dir 引数がtrue
に設定されている場合、次の radio ボタンが選択されます。false
に設定されている場合、前の radio ボタンが選択されます。
getIndexOfItem( item )
- 戻り値の型: 整数型
- 指定した item の 0 を基点とした位置を返します。項目は、 list 内に表示された最初の項目から番号が付けられます。
getItemAtIndex( index )
- 戻り値の型: 要素
- 指定した index の位置の要素を返します。
insertItemAt( index, label, value )
- 戻り値の型: 要素
- このメソッドは新しい項目を生成し、それを指定した位置に挿入します。値の設定は任意です。新しい項目要素を返します。
removeItemAt( index )
- 戻り値の型: 要素
- 要素内の指定した index の子項目を削除します。このメソッドは削除した項目を返します。