この要素は、ダイアログボックスの window
要素の中で使用します。buttons
属性は、ダイアログボックスに現れるボタンの設置に使用されます。これらのボタンはユーザのプラットフォームに応じて正しい位置に置かれます。
詳しい情報は XUL チュートリアルおよび ダイアログとプロンプト(code snippets) にあります。
- 属性
- buttonaccesskeyaccept, buttonaccesskeycancel, buttonaccesskeydisclosure, buttonaccesskeyextra1, buttonaccesskeyextra2, buttonaccesskeyhelp, buttonalign, buttondir, buttondisabledaccept, buttonlabelaccept, buttonlabelcancel, buttonlabeldisclosure, buttonlabelextra1, buttonlabelextra2, buttonlabelhelp, buttonorient, buttonpack, buttons, defaultButton, ondialogaccept, ondialogcancel, ondialogdisclosure, ondialogextra1, ondialogextra2, ondialoghelp, title
- プロパティ
- buttons, defaultButton
例
<?xml version="1.0"?> <?xml-stylesheet href="chrome://global/skin/global.css" type="text/css"?> <dialog id="donothing" title="Dialog の例" xmlns="https://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul" buttons="accept,cancel" buttonlabelcancel="キャンセル" buttonlabelaccept="保存" ondialogaccept="return doOK();" ondialogcancel="return doCancel();"> <dialogheader title="オプション" description="マイ設定"/> <groupbox> <caption label="色"/> <radiogroup> <radio label="赤"/> <radio label="緑" selected="true"/> <radio label="青"/> </radiogroup> <label value="ニックネーム"/> <textbox /> </groupbox> </dialog>
属性
-
activetitlebarcolor
- 型: color 文字列
- ウィンドウがアクティブな時のタイトルバーについて、背景色を指定された色にし、ウィンドウ内容との間の境界線を非表示にします。この属性は Mac OS X でのみ有効です。
-
defaultButton
- 型: 文字列型
- 通常、この属性を設定すべきではありません。設定すると、ダイアログ内のデフォルトボタンを指定します。一般的に、これは Enter キーが押された時にボタンが有効化されることを意味します。この属性には
buttons
属性で設定できる値と同じものを設定します。
-
inactivetitlebarcolor
- 型: color 文字列
- ウィンドウが非アクティブな時のタイトルバーについて、背景色を指定された色にし、ウィンドウ内容との間の境界線を非表示にします。この属性は Mac OS X でのみ有効です。
-
ondialogaccept
- 型: スクリプトコード
- この属性内のコードは、accept ボタンが押された時、もしくは
acceptDialog
メソッドが呼ばれた時に呼ばれます。ハンドラがtrue
を返す場合、ダイアログは閉じますが、false
を返す場合、閉じることはありません。
-
ondialogcancel
- 型: スクリプトコード
- この属性内のコードは、"cancel" ボタンが押されたとき、または
cancelDialog
メソッドが呼ばれたときに呼び出されます。このルーチンが true を返す場合、そのままダイアログが閉じられます。false を返す場合は閉じられません。
-
ondialogdisclosure
- 型: スクリプトコード
- この属性内のコードは、"disclosure" ボタンが押された時、呼び出されます。
-
ondialogextra1
- 型: スクリプトコード
- この属性内のコードは、最初の追加のボタンが押されたとき呼び出されます。
-
ondialogextra2
- 型: スクリプトコード
- この属性内のコードは、2 番目の追加のボタンが押されたとき呼び出されます。
-
ondialoghelp
- 型: スクリプトコード
- この属性内のコードは、"help" ボタンが押されたとき呼び出されます。
-
title
- 型: 文字列型
- window のタイトルバーに表示するためのテキスト。
プロパティ
-
defaultButton
- 型: 文字列型
- 通常、この属性を設定すべきではありません。設定すると、ダイアログ内のデフォルトボタンを指定します。一般的に、これは Enter キーが押下された時にボタンが有効化されることを意味します。この属性には
buttons
属性で設定できる値と同じものを設定します。
メソッド
-
acceptDialog()
- 戻り値の型: 戻り値なし
- dialog に同意して閉じます。OK ボタンの押下と似ています。
cancelDialog()
- 戻り値の型: 戻り値無し
- dialog をキャンセルして閉じます。Cancel ボタンの押下と似ています。
centerWindowOnScreen()
- 戻り値の型: 戻り値無し
- dialog をスクリーンの中央に配置します。
getButton( type )
- 戻り値の型: button 要素
- 指定した type に一致する、 dialog 内の
button
要素を返します。
moveToAlertPosition()
- 戻り値の型: 戻り値無し
- dialog を alert box に相応しい位置とサイズに変更します。
関連項目
- 要素
dialogheader